大阪から東京へ行く時、交通手段は何を選びますか?
費用をかけずに行きたいなら、18きっぷ時期の在来線や昼行・夜行バス、最近だと関空ー成田のLCC。
また夜間移動としては唯一の寝台列車となったサンライズ出雲・瀬戸も選択肢に入りますね。
ただ新大阪からの新幹線、もしくは伊丹からの飛行機というのがほとんどではないでしょうか?
私も最近は新幹線か飛行機かのどちらかなのですが、行きに関しては新大阪朝6時台発の「のぞみ」のグリーン車にどハマりしてしまいまして、その魅力を紹介します。
「EXグリーン早特3ワイド」を使えば新大阪―東京の「のぞみ」グリーン車は15,940円で乗れる
東海道・山陽新幹線の予約サービス「エクスプレス予約」と「スマートEX」で3日前までに予約できる「EXグリーン早特3ワイド」。
新大阪ー東京のグリーン車が15,940円と普通車指定席とほぼ同額で乗ることができます。
以前「のぞみ」は6時台しか使えなかったのですが、現在の「EXグリーン早特3ワイド」では終日「のぞみ」グリーン車もOKとなりました。
それでも6時台の「のぞみ」グリーン車は、最速達列車かつ最上級の空間を1,220円の追加料金で満喫できますよ。
メリットは価格だけではなく、大阪・東京双方の最混雑時間帯を外せること
メリットは価格だけではありません。
新大阪駅に6時台に着かないといけないわけで、在来線の最混雑時間帯を外すことができます。
たとえば「のぞみ294号」(※2019年9月乗車時)の場合、新大阪発は6時47分、品川には9時13分、東京には9時20分に到着します。
つまり7時台、8時台の最混雑時間帯に一番いい空間で移動することができてしまうのです。しかも15,940円で!
これを知ってしまった時から私は完全にその魅力にハマってしまいました。
15,940円は安すぎです。
朝ならではのお楽しみ
最近めっきり縮小傾向の車内販売ですが、東海道新幹線の「のぞみ」・「ひかり」には健在。
朝はホットコーヒーとサンドイッチのセットがあります。
▼プレミアムミックスサンドとコーヒー(ラージ)のセット(1,070円→970円)
もちろん好みの物を持ち込んでも良いのですが、温かいものは温かく、冷たいものは冷たく飲みたい。
タンブラーを持参することもありますが、昨今の車内販売事情も考慮し、積極的に使うようにしています。
残念ながら東海道・山陽新幹線の車内販売は2023年10月31日で終了となりますが、グリーン車ではモバイルオーダーサービスにより継続されます。
もうひとつのお楽しみは車窓。
富士山が見えるので進行方向左手に座る人が多いのですが、その左手に見える景色で個人的におすすめなのが関ヶ原。
富士山同様天候次第なのですが、朝靄に包まれた関ヶ原が見ることができます。
その様は「合戦始まるんちゃうか」と思ってしまうほど(笑)。
こんな景色が見られるのも朝ならではです。
朝6時台の「のぞみ」グリーン車車内の様子
朝6時台から移動される方は多くいらっしゃり、新大阪始発ののぞみでも窓際の席はほぼ埋まります。
多くは単身で名古屋や横浜、東京へお仕事で行かれる方で、話し声も少なく、それぞれの時間を過ごしていらっしゃいます。
朝のキリッとした空気感の中にも少しのリラックスムードが漂う車内は居心地がいいですよ。
東京に早く着けば行列店のランチも楽しめる
時間に余裕がある時は午後からの予定でも6時台の「のぞみ」に乗ってしまいましょう。
8時半から9時半くらいの時間に東京に着いておけば、東京で話題の食べておきたい行列店のランチも楽しむことができます。
以前テレビで紹介されていた人形町の大きいカキフライのお店も朝6時台に新大阪を出る「のぞみ」のグリーン車に乗り、行列の先頭グループに1時間ほど並んだ後に楽しむことができました。
朝6時台の「のぞみ」グリーン車はその1日を豊かにする
価格面もさることながら、最混雑時間帯を快適空間でワープできる朝6時台の「のぞみ」のグリーン車はここから始まる1日を豊かにしてくれます。
ぜひ試してみてください。
大阪ー東京の移動は飛行機でも
飛行機での快適移動はこちらの記事をご覧ください。
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