ken.fm

伊丹→羽田のJAL国内線ファーストクラスは新幹線にプラス5,000円で極上体験できる!

2019/11/11(更新 2022/08/26)豊かな移動
この記事は約11分で読めます

こんにちは、大阪ー東京をよく移動している山﨑謙です。

会社員時代、東京へはもっぱら新幹線で行っていたのですが、最近では飛行機を使うことが多くなりました。

その理由は以下の3つです。

  1. 荷物の移動がラク(スーツケース前提のフラットな導線)
  2. ラウンジでゆっくり(仕事も)できる
  3. 乗っている時間が短い

もともとは鉄道ばかり乗っていて、北海道へ行くのにも寝台特急で行っていたくらいでした。

ところが2018年6月に行った北海道出張で、ANAのプレミアムクラスにはじめて乗ったのをきっかけに飛行機にハマります。

ついにはその年のうちにANAの上級会員を取得するまでになってしまいました。

今回東京に行くのにあたって、いろいろ調べていたら「あれ?JALのファーストクラスって意外に高くないぞ」と思い、今回はじめて乗ってみることにしました。

目次
  1. 大阪ー東京間の新幹線と飛行機の金額比較してみる
    1. 普通席・指定席料金の比較ポイント
    2. グリーン車・プレミアムクラス・ファーストクラス料金の比較ポイント
  2. JAL国内線ファーストクラスの概要
    1. 実は希少なJAL国内線のファーストクラス
    2. ラウンジは最上級のダイヤモンド・プレミアラウンジが使える
    3. それなのに意外と高くないJAL国内線ファーストクラス
  3. はじめてのJALファーストクラス体験
    1. まずは専用の入口からアプローチ
    2. 木目調の落ち着いた空間のダイヤモンド・プレミアラウンジ
    3. ダイヤモンド・プレミアラウンジは人が少なく軽食も美味
    4. 機内は白基調のシート
    5. ドリンクと食事
    6. あっという間に羽田に到着
  4. JAL国内線ファーストクラスの感想
  5. これだけ安くで乗れてしまうならJGC修行しなくてもいいのでは…。
  6. 伊丹ー羽田のJALファーストクラス1回は乗るべし!

大阪ー東京間の新幹線と飛行機の金額比較してみる

まずは大阪ー東京間の新幹線と飛行機の金額を比較してみましょう。

正規運賃
移動手段指定席
普通席
グリーン席
プレミアムクラス
ファーストクラス
新幹線14,720円19,590円
ANA24,950円36,450円
JAL26,250円34,250円
参考:JALクラスJ 27,250円

正規運賃だとやはり新幹線が安いですね。
通常期の指定席運賃で載せていますが、自由席だと13,870円と少し安くなります。

飛行機の正規運賃が高いのはわかってはいましたが、ANAとJALで価格差あるんですね。
知りませんでした。

では事前予約割引運賃ではどうでしょう?

事前予約割引運賃(最安値)
移動手段普通席
指定席
グリーン席
プレミアムクラス
ファーストクラス
新幹線12,370円
(EX早特21ワイド)
15,940円
(EXグリーン早特ワイド)
ANA10,650円
(バリュー1)
24,950円
(バリュープレミアム3)
JAL10,650円
(特便割引1)
18,650円
(特便割引1)
※JALクラスJ特便割引1:11,650円
※EX早特21は21日前、EXグリーン早特とバリュープレミアム3は3日前、
バリュー1と特便割引1は1日前までに購入が必要
※EX早特・EXグリーン早特はスマートEX(年会費無料)
もしくはエクスプレス予約(年会費1,100円)への加入が必要

細かい条件がありますが、普通席・指定席に関してはほぼ差がなくなりました。

普通席・指定席料金の比較ポイント

早特商品が安い新幹線

21日前までに買える「EX早特21」なら新大阪ー東京は11,200円になります。
しかし11時〜16時発の「のぞみ」だけですし、21日前までの予約はなかなか難しいですよね。

通常の予約だと、エクスプレス予約の非会員が新幹線の指定席に乗る場合、新大阪ー東京は14,720円。

年会費無料で入れるスマートEXなら14,520円、年会費1,100円のエクスプレス予約なら13,620円となります。

エクスプレス予約は新大阪ー東京の片道分で年会費の1,100円を相殺できちゃうんです。

年に1回でも関西から東京へ行くならエクスプレス予約は入っとくといいですね。

1日前購入なら15,000円くらいのANA・JAL

ビジネス利用が多い伊丹ー羽田線。

直前まで安価で買える設定になっていて、1日前でも15,000円前後の価格設定になっています。

ビジネス利用の多い平日朝8時〜9時や17時以降最終便近くは高めの設定です。

逆に土曜・日曜・祝日は安くて、10,000円ちょっとで乗れてしまいます。

平日だと新幹線にプラス1,500円ほど、土日祝日は新幹線よりも3,000円ほど安いイメージですね。

グリーン車・プレミアムクラス・ファーストクラス料金の比較ポイント

早特商品が安いが「のぞみ」にはほぼ乗れない新幹線

グリーン車の場合、「EXグリーン早特」を使えば新大阪ー東京は14,670円で乗れます。
しかし「のぞみ」は朝6時台に発車する列車のみが対象で、あとは「ひかり」だけです。

さらに安い「こだまグリーン早特」(11,410円)もありますが、所要時間が4時間かかるので、今回は一覧から外しています。

最大45%OFFになる破格のJALファーストクラス

一方の飛行機。

JALのファーストクラスは価格の安い「特便割引1」でなんと18,650円。

「特便割引1」は1日前まで買えるものの、さすがに1日前に18,650円ではなかなかとれません。

ただ土曜・日曜の早朝や夕方16時ごろの便に関しては、その週のはじめでも購入できます。

▼2019年11月11日に見た6日後11月17日のJAL早朝便ファーストクラスのお値段

日曜早朝便ファーストクラスの料金

実際私が乗ったのは平日でしたけど、2日前の購入で20,950円でした。

ANAは3日前までに予約できる「バリュープレミアム3」を使っても最安値は一律24,950円。
ちょっと先なら安いのかと思って、調べてみてもやはり24,950円でした。

▼2019年11月11日に見た6日後11月17日のANA早朝便プレミアムクラスのお値段

11月17日のANAプレミアムクラス運賃

▼2019年11月11日に見た2020年3月15日のANA早朝便プレミアムクラスのお値段

3月15日のANAプレミアムクラス運賃

JALがファーストクラスに関して弾力的な価格設定をしているのがよくわかります。

なおANAに関してはANAマイレージクラブ会員を対象に、搭乗2日前から普通席からプレミアムクラスへのアップグレードを受け付けています。

搭乗前日までは10,000円、搭乗日当日は11,000円で行えますよ。

これを使えば、たとえば10,950円で買っていた普通席に10,000円のプラス、つまり20,950円でプレミアムクラスに乗れるので、JALとおおよそ同等の金額になります。

エコノミークラスからプレミアムクラスへのアップグレードはご予約便の24時間前から受付いたします!| ANA
【ANA公式サイト】エコノミークラスからプレミアムクラスへのアップグレードはご予約便の24時間前から受付いたします!

JAL国内線ファーストクラスの概要

実は希少なJAL国内線のファーストクラス

普段ANAに乗ることが多いので知らなかったんですが、JALでファーストクラスがついている路線は羽田ー伊丹・福岡・那覇・新千歳のみなんですね。

https://www.jal.co.jp/dom/service/f/outline/

意外と少なくてびっくりしました。

JALの国内線にはファーストクラスと普通席の間に「クラスJ」があり、多くの路線はクラスJと普通席の2クラス体制になっているからなんですね。

https://www.jal.co.jp/dom/service/j/

思えば長崎へ向かう時、欠航になったANA便の代わりに乗ったJAL便は、小さい飛行機だったにもかかわらずクラスJがついた機材でした。

乗る側としては小さい飛行機しか飛べない路線でもいいシートで移動できますし、JALからしたらファーストクラスのサービス提供をする必要なく、単価と顧客満足度が上げられるのでどちらにとってもいいことずくめなんですよね。

ただ個人的には伊丹ー新千歳や伊丹ー那覇でも、ファーストクラスのついた機材を飛ばしてほしいなぁと思っています。
希少性はなくなっちゃいますけど、需要はかなりあるはずです。

2021年3月26日から伊丹ー那覇にファーストクラス付きのA350が就航!

伊丹ー那覇でも…と言ってましたら、ついにその願いが現実に!

2021年3月26日から伊丹ー那覇にファーストクラス付きのA350の就航が決まりました!

https://press.jal.co.jp/ja/release/202103/005988.html

しかも上記リンクのプレスリリースを見ると

(※3)就航当初運航する大阪(伊丹)=沖縄(那覇)線ではクラスJ、普通席の2クラスの販売となり、ファーストクラスの座席はクラスJとして販売します。

JALホームページのニュースリリースより

いつまでかはわかりませんが、就航日の3月26日からしばらくは普通席の運賃に1,000円上乗せのクラスJ運賃でファーストクラスに乗れてしまうとのこと!

おそらく食事のサービスはないでしょうが、ファーストクラスのゆったり座席は存分に楽しめそうです。

ぜひ伊丹ー千歳にも…。

ラウンジは最上級のダイヤモンド・プレミアラウンジが使える

JAL国内線のファーストクラスでは最上級のダイヤモンド・プレミアラウンジが利用できます。

このラウンジも羽田・伊丹・福岡・那覇・新千歳の5ヶ所にしかありません。

https://www.jal.co.jp/dom/service/lounge/

アルコール・ソフトドリンクに加え、おにぎりやカレーパンなどの軽食も用意されていて、ゆったりとくつろげますよ。

ちなみにANA国内線プレミアムクラスで利用できるラウンジは、最上位のANAスイートラウンジではなくANAラウンジとなります。

就航路線の少なさも相まって、ファーストクラスに乗る特別感はJALのほうが高く感じられますね。

それなのに意外と高くないJAL国内線ファーストクラス

普段からANAのプレミアムクラスをビジネス利用されている方から
「羽田ー伊丹は離陸してもすぐ着陸するからプレミアムクラスに乗るのはもったいない」
という話を伺っていたので、私はずっと普通席に乗っていました。

上級会員になってからは普通席でも優先搭乗できますし、ラウンジも使えてしまうので、差異はシートとドリンクと食事くらい。

それで新幹線にプラス約10,000円の24,950円だと、さすがに高いと感じてしまいます。

ところがJALのファーストクラスの最安金額を見てみると18,650円。

新幹線の新大阪ー東京の指定席が14,720円、グリーン席が19,590円。

私が使っているエクスプレス予約でも13,620円と18,480円。

新幹線にプラス5,000円で最上級のラウンジが使えて、ゆったりシートとドリンクと食事もいただけることを考えるとそれほど高くない。

「これなら乗ってみてもいいなぁ」と思える価格設定だったので今回乗ってみました。

はじめてのJALファーストクラス体験

まずは専用の入口からアプローチ

絶賛大改装中の伊丹空港。2020年の夏まで続きます。

いつもの南ターミナルではなく北ターミナルでリムジンバスを降り2階へ。

ファーストクラス専用のエントランスから入場します。

JALファーストクラスエントランス

私が行った時はまだカウンターが未完成でドアの奥にカーテンがかかっていました。
なおこのカウンターは2019年10月27日に完成しています。

利用できるのはファーストクラス搭乗者、JMBダイヤモンド会員、JGCプレミア会員のみです。

JALファーストクラスエントランス対象者

木目調の落ち着いた空間のダイヤモンド・プレミアラウンジ

検査場を抜けエレベーター・エスカレーターで3階に上がれば、ラウンジのレセプションです。

JALラウンジレセプション

搭乗用のバーコードをかざして、いざダイヤモンド・プレミアラウンジへ。

ダイヤモンド・プレミアラウンジエントランス

ダイヤモンド・プレミアラウンジは人が少なく軽食も美味

はじめて入るダイヤモンド・プレミアラウンジ。

2019年3月にリニューアルしたてでとてもきれいでした。

そして平日の昼過ぎということもありましたが、人が少ない。

本当にゆったりくつろげる空間でした。

ダイヤモンド・プレミアラウンジ全景
ダイヤモンド・プレミアラウンジ窓際席

コンセントもUSB給電もあり、Wi-Fiもあるので、仕事もできますね。

ダイヤモンド・プレミアラウンジのコンセントとWi-Fi

お昼を食べずに来たので腹ごしらえを。

まずはごはんもの。
かしわと梅しその焼きおにぎりとお味噌汁とお茶。

ダイヤモンド・プレミアラウンジの軽食おにぎり

それでも足りなかったので、JAL特製の焼きカレーパンとルパンの湯種黒ゴマパンとコーヒー。

ダイヤモンド・プレミアラウンジの軽食パン

そして最終的にはヱビスビール(笑)。

ダイヤモンド・プレミアラウンジのビール

汁物はお味噌汁の他にこの日はオニオンスープ。

ダイヤモンド・プレミアラウンジの汁物

パンは宇治抹茶と旨辛ビーンズのデニッシュがありました。

ダイヤモンド・プレミアラウンジのパン

アルコールは各メーカーのプレミアムビールとウイスキー「知多」。
日本酒や焼酎は見当たらなかった気が…。

ダイヤモンド・プレミアラウンジドリンクコーナー

本当にゆったりとくつろいでしまって、多分2時間はいました(笑)。

機内は白基調のシート

いよいよ飛行機に乗り込みます。

ボーイング777

以前に長崎まで乗った飛行機は普通席で革張りの黒いシートでしたが、ファーストクラスは同じ革張りでも白いシート。

濃い青色のANAとまったく違った印象でした。

幅も広くて快適です。

JAL国内線ファーストクラスシート

窓際の席が好きなので1A席を狙っていたのですが直前まで空いておらず、1C席をとっていました。

しかしドアが閉まっても1A席に人は来ません。

CAさんに相談したところ、移動してもいいとのことで1A席に座らせてもらいました。

1A席は緊急用にあらかじめ空けていることが多いようですね。

搭乗した日はとくにその用途もなかったようでラッキーでした。

ドリンクと食事

伊丹ー羽田線の飛行時間はおおよそ50分ほどで、本当にあっという間。

そんな中でドリンクと食事になるので、ドリンクはシート着席後CAさんが挨拶してくださる際に訊かれました。

私はその後の予定が許せばですが、機内ではスパークリングワインかシャンパンを飲むことにしていて、この日はシャンパンをオーダー。

離陸し、シートベルト着用サインが消えるとお食事とともに持ってきていただきました。

この日の食事は和食。サーモンの吹き寄せ盛りに新潟米「新之助」の俵御飯でした。

JAL国内線ファーストクラス機内食

2018年にANAスーパーフライヤーズカード(SFC)の取得修行をした際にも、プレミアムクラスには何回か乗っていて食事をいただく機会はあったんですが、この日の食事はどれも美味しかったです。

デザートの「御献上カスティーラ」も美味しかった。

御献上カスティーラ

これおみやげに持って帰りたかったんですけど、行きの飛行機で買っても…ということで断念しました。

あっという間に羽田に到着

すべて食べ終わるともう着陸体制に入る数分前。

やはり伊丹ー羽田線は慌ただしくなってしまいますね。

ということであっという間に羽田空港に到着しました。

羽田空港着陸

飛行時間42分のファーストクラスの旅はあっという間に終了。
正直もう少し乗ってたかったですね。

JALさん、伊丹ー新千歳と…(以下略・苦笑)。

JAL国内線ファーストクラスの感想

ANAのプレミアムクラスより、「和」を感じました。

もともとブランドカラーが赤だということも多大に影響しているんだと思いますが、ANAのブルーのスマートな感じとはまた違った印象でとってもよかったです。

しかもANAのプレミアムクラスよりも安く、ただでさえ少ないファーストクラスに乗れるということもあってか、満足度は非常に高かったです。

新幹線にプラス5,000円でこれに乗れてしまうなら、毎回はムリでも東京に行く何回かに1回は乗ってもいいなと思いました。

これだけ安くで乗れてしまうならJGC修行しなくてもいいのでは…。

2018年にANAのSFC修行をして、今ではANAのラウンジや優先搭乗を使わせていただいています。

JALにも同様のものとしてJALグローバルクラブ(JGC)という上級会員システムがありますが、ファーストクラスがこの価格で乗れてしまうなら、必要ないやんとも思ってしまいました。

JGC会員が使えるサクララウンジは、dポイントを頑張って貯めて、dポイントクラブのプラチナステージになれば、ラウンジ使用権が抽選で当たったりますしね。

https://dpoint.jp/ctrw/web/coupon/platinum_coup.html

伊丹ー羽田のJALファーストクラス1回は乗るべし!

ということで意外と高くなく、極上体験ができる伊丹ー羽田のJALファーストクラスの旅を紹介しました。

新幹線にプラス5,000円するだけで、最上級ラウンジで軽食とドリンクを楽しみ、機内のゆったりシートでおいしいお食事とドリンクをいただけるのはすごくよかったです。

ごはんを食べたり、喫茶店入ってコーヒー飲んたりするところをうまく置き換えれば、5,000円の一部だけでも相殺できますしね。

いつもの移動を少し変えるだけで極上体験ができるので、JALのファーストクラスは機会があればぜひ乗ってみてください!

広告(AdSense。本番ではここに出る)
書いた人 山﨑 謙

いろいろなところでいろいろな仕事をする「移働家(いどうか)」。ライター・コワーキング運営・イベント企画・MC・ファシリテーター・歩くみどりの窓口など。家なし生活。

関連する記事

コメント