新幹線で東京〜新大阪を移動するならEXグリーン早特の「ひかり」がおすすめ

新幹線で東京〜新大阪を移動するならEXグリーン早特の「ひかり」がおすすめ

東海道・山陽新幹線の予約サービスである「エクスプレス予約」が、2017年9月2日リニューアルされました。

また9月30日には既存のクレジットカードとSuicaなどの交通系ICカードを紐付けてICカードで乗車できる「スマートEX」もスタートします。

これらのサービスの利用者は早特商品という大変お得な商品を購入できるのですが、特に利用が多いであろう東京ー新大阪はEXグリーン早特の「ひかり」をおすすめしたいというお話です。

※早特商品の購入にはエクスプレス予約(東京ー博多で利用可、年会費1,080円)
またはスマートEX(東京ー博多で利用可、年会費不要※9月30日よりスタート)への加入・登録が必要です。

「早特商品」とは?

乗車日の3日前の23時30分までに予約をすると通常よりも割安な金額で乗車することができます。

EX早特とEXグリーン早特、EXこだまグリーン早特などがあり、それぞれ設定区間と利用できる列車・設備が異なります。

●EX早特

設定区間:東京・品川・新横浜〜岡山・福山・広島・徳山・新山口・小倉・博多、名古屋・京都・新大阪・新神戸〜小倉・博多
対象列車:終日の「のぞみ」
対象設備:普通車指定席、グリーン車

●EXグリーン早特

設定区間:東京・品川・新横浜〜京都・新大阪・新神戸
対象列車:乗車駅を朝6時台に発車する「のぞみ」と終日の「ひかり」
対象設備:グリーン車のみ

●EXこだまグリーン早特

設定区間:東海道新幹線(東京〜新大阪)各駅相互間(※隣接する駅同士に加え、東京〜新横浜、三島〜静岡、静岡〜浜松、豊橋ー名古屋の相互間を除く)
対象列車:終日の「こだま」
対象設備:グリーン車のみ

※この他にもEX早特21やEXのぞみファミリー早特、EXこだまファミリー早特などがありますが、ここでは割愛します。

特に東京〜新神戸はEXグリーン早特がお得!

その中でもEXグリーン早特のおねだんが下記。
区間 EXグリーン早特
(通常のきっぷとの差額)
東京・品川↔名古屋 11,830円(▲2,850円)
東京・品川↔京都 13,860円(▲4,830円)
東京・品川↔新大阪 14,400円(▲4,830円)
東京・品川↔新神戸 14,710円(▲5,170円)
新横浜↔名古屋 11,180円(▲2,860円)
新横浜↔京都 13,540円(▲4,490円)
新横浜↔新大阪 14,070円(▲4,830円)
新横浜↔新神戸 14,390円(▲5,160円)
表のとおり東京・品川・新横浜〜京都・新大阪・新神戸の割引率が異様に高いんですね。

通常、エクスプレス予約を使っていない人が
東京〜新大阪を普通車指定席で買うと14,450円(時期により200円の増減あり)
ということは普通車指定席の料金でグリーン車に乗れちゃうわけです。

「ひかり」は2017年3月のダイヤ改正で、ほとんどの列車が速く快適になった!

でも、EXグリーン早特は乗る駅を朝6時台に出発する「のぞみ」だけであとは「ひかり」だけ。
残念ながら東京〜新大阪での「のぞみ」の早特設定は21日前の予約で朝6時台と11時台から15時台の普通車指定席に乗れるEX早特21だけ。
終日「のぞみ」に乗れるEX早特は設定がありません。

「ひかり」なんて途中駅いっぱい停まっておせーやんというあなた。前回の超☆超IC早特の記事でも書きましたが「ひかり」は意外と速いんですよ?

●東京〜新大阪の所要時間

■下り新大阪方面

・基本
東京6時26分発ひかり501号から
20時33分発ひかり535号まで
毎時33分発500番台のひかり号新大阪行きは
2時間53分(535号のみ2時間56分)

東京7時3分発ひかり461号から
17時3分発ひかり481号まで
毎時3分発400番台のひかり号岡山行きは
2時間57分

・イレギュラー
東京18時3分発から20時3分発までの
毎時3分発のひかり525号、529号、533号新大阪行きは
3時間13分

■上り東京方面

・基本
新大阪7時17分発ひかり508号から
19時16分発ひかり534号まで
毎時16分発500番台のひかり号は2時間54分
(508号だけ2時間53分)

新大阪8時43分発ひかり460号から
19時43分発ひかり482号まで
毎時43分発400番台のひかり号は2時間57分

・イレギュラー
新大阪6時8分発ひかり504号は3時間2分
新大阪6時27分発ひかり506号は3時間13分
新大阪7時26分発ひかり510号は3時間14分
新大阪20時26分発ひかり536号は2時間42分
新大阪20時37分発ひかり538号は2時間49分

東京発は18時以降の3本、新大阪発は6時から7時にかけての3本に3時間以上かかる列車がありますが、それ以外は2時間53分〜57分と3時間を切ります。のぞみの所要時間は2時間22分〜2時間36分。30分しか変わりません。

特に新大阪20時26分発のひかり536号は最速の2時間42分!のぞみと20分しか変わりません。
ひかりは意外と速いんです!

また「ひかり」だとコンセントついてないやつ来るやん問題も2017年3月4日のダイヤ改正で全ての定期ひかりがN700系になり、その心配はなくなりました。

▶️平成29年3月ダイヤ改正について[PDF]|JR東海

それでも7時〜19時までの東京駅毎時33分発、新大阪駅毎時16分発がおすすめの理由

今までは7時〜19時までの東京駅毎時33分発、新大阪駅毎時16分発の列車しかN700系じゃなかったので、強くおすすめしていましたが、このダイヤ改正により列車施設や所要時間の差異での差は少なくなりました。
しかし、個人的にはこの列車をおすすめしたい理由があります。それは新横浜〜豊橋(小田原〜名古屋)間無停車!

ひかりには2つの停車パターンがあり、
東京駅毎時33分発、新大阪駅毎時16分発の500番台は東京を出ると品川、新横浜と停車し豊橋まで無停車もしくは小田原に停まって名古屋まで無停車、名古屋から各駅停車、
一方の東京駅毎時3分発、新大阪駅毎時43分発400番台は新横浜を出ると三島(もしくは熱海)、静岡、浜松、名古屋、京都に停車。

500番台の方が無停車区間が長く、「のぞみ」気分が味わえます(※個人の感想です・笑)。

実は所要時間もこちらの方が4分ほど速いですし、新大阪行きなので寝てしまっても大丈夫という安心感もあり、すべてのひかりがN700系になった今でも個人的にはおすすめです。

※なお新大阪発着なので、新神戸発着では利用できません

「ひかり」のグリーン車は空いているので快適

「のぞみ」よりも遅いからか、「ひかり」は空いています(だから早特設定ができるわけですが)。
IMG_7812写真は2015年の7月の月末の平日、9時ぐらいに乗った「ひかり」新大阪駅発車前のグリーン車の様子。めっさ空いています。
途中、名古屋までの各駅に停まるのでもちろん乗客は増えますが、窓際の席がいくらか埋まるくらいなので、快適に過ごせます。

ただ、今回「スマートEX」も早特に対応したことで、利用者が大幅に増える可能性があります。2017年10月以降に改めてレポートします。

ひとつだけ注意点

通常の乗車券だと「東京都区内↔大阪市内」のように新幹線を降りても同一都区内、市内の在来線の駅までそのままの運賃で行けますが、「EXグリーン早特」をはじめとするエクスプレス予約のICカード、プラスEX、スマートEXでの乗車は運賃計算が新幹線に乗る区間で打ち切りになるので注意が必要です。

例えば新宿〜大阪の場合、新幹線区間以外の新宿〜東京と新大阪〜大阪の運賃が別にかかるということです。
新宿〜東京(IC194円、切符200円)+東京〜新大阪(14,400円)+新大阪〜大阪(160円)=14,754円〜14,760円(通常の乗車券+特急券では14,450円)となりますのでご注意ください。

それでも、普通にグリーン車に乗ることを考えればかなりお得なEXグリーン早特。3日前までに旅行予定が決まっていて、30分の余裕が持てるのなら、ぜひEXグリーン早特で「ひかり」のグリーン車を使ってみてください。

ちなみにエクスプレス予約・プラスEXで新幹線に乗るとさらにお得なことがあったりしますが、それはまた別記事で。

エクスプレス予約・プラスEXで新幹線に乗ると「Tokyo Subway Ticket」が買えるよ


2017年9月2日からエクスプレス予約リニューアル!どうなる?早特サービス…

6月28日にJR東海・JR西日本から2017年9月2日からエクスプレス予約がリニューアルされることが発表されました。

・往復割引の新設(601km以上)
・早特の設定区間と利用条件の一新(複数人利用が可能に)
・事前申込サービス開始
・「プラスEX」を「エクスプレス予約」に統合(エクスプレスカード、J-WESTカード、ビューカード以外でも山陽新幹線区間が利用可能に)


早特に限って言うと、複数人利用が可能になったことはメリットですが、

その一方で設定除外日(今のところ2017年12月28日から2018年1月4日まで。今後もお盆時期などで追加の予定)が設定されてしまったため、お正月、お盆の帰省で早特商品の利用はできなくなります。

サービス名称も変更となり、一部内容が変更されます。

・IC早特(タイプA)→EX早特
・IC早特(タイプB)→EXグリーン早特
・こだま☆楽旅IC早特→EXこだまグリーン早特
・IC早特タイプ21→EX早特21
・一緒にこだま早特→EXこだまファミリー早特
・EXファミリー早特→EXのぞみファミリー早特


ここでご紹介しているIC早特(タイプB)は普通車指定席用の設定がなくなり、EXグリーン早特という名前に変わります。

普通車指定席用の設定がなくなるのは残念ですが、グリーン車用は安泰。今後も利用できます。よかった!

他の変更点に関しては▶️エクスプレス予約のページをご覧ください。

スマートEX、9月30日スタート!驚愕の事実が…

エクスプレス予約のリニューアルに引き続き、10種類の交通系ICカードに任意のクレジットカードを紐付けて、東海道・山陽新幹線に乗車ができる「スマートEX」が9月30日からスタート。

通常のきっぷよりも200円ほどの安さにとどまりますが、驚いたのが早特商品は1,080円の年会費がかかるエクスプレス予約と全く同じ金額で購入可能ということ。

乗る回数が少ない、早特商品しか使わない、急な変更の予定がないのであれば、年会費が無料のスマートEX一択になります。

3つのサービス、どれを選ぶか

スマートEXも加わり、プラスEX会員を別サービスと考えると3つのサービスになりますが、迷った場合は以下を参考にすると良いです。

・東京ー新大阪を年間6往復するなら「エクスプレス予約」
→グリーンプログラムで普通車指定席の料金でグリーン車に乗れる。
・東京ー新大阪6往復未満で直前の変更予定が少なからずある場合は「エクスプレス予約(プラスEX会員)」
→グリーンプログラムがない代わりに、クレジットカードの対応ブランドが増える
・東京ー新大阪6往復未満で直前の変更予定がなく、早特商品をメインで使うなら「スマートEX」
→年会費無料、手持ちのICカードで改札を抜けられる。早特商品は有料のエクスプレス予約と同じ価格


使用状況から一番最適なサービスを選んでください。

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