先日、QUICPayが使えないところが意外と多くApple PayでiDを使いたくてdカードを申し込んだらその日のうちにiDが使えるようになってびっくりした話を書きました。
これを書いているうちにiDとQUICPay、関西で使うならどっち持ってたほうがいいんやろうと思ったので調べてみました。
やっぱりiDは使えるけど、QUICPayが使えないところが多い…。
自分がよく行くところだけが使えないのかと思って調べてみたら、やっぱりiDは使えるけどQUICPayが使えないところが多いようで…。
阪急阪神絡みだと、阪急タクシー、阪神タクシー、エビスタ西宮、野田阪神ウイステ、ハービスプラザ、ハービスプラザENT、アズナス(阪神西梅田店など一部店舗を除く)、駅売店
2018年4月5日からは阪急の駅ナカ駅チカでもQUICPayをはじめ各種電子マネーとクレジットカード、VISA、masterのコンタクトレスが使えるようになりました。
【朗報】阪急、ICOCA発売の前に駅ナカでICOCA対応!
— 山﨑 謙 – Ken Yamasaki (@kenfm) April 4, 2018
しかもSuica、PASMO、Kitaca、TOICA、manaca、SUGOCA、nimoca、はやかけん、iD、QUICPay、Edy、WAON、nanacoとクレジットカード、VISAとmasterのコンタクトレスにも!PiTaPaと iDしか使えんかったのに急にすごい!https://t.co/ZKasYTlhEa
阪急阪神の施設以外でも南海系のなんばCITY、なんばパークス、近鉄タクシー、大阪4地下街(Whityうめだ、なんばウォーク、NAMBAなんなん、あべちか)、ブリーゼブリーゼ、IMP、TWIN21、ATC、ららぽーと(和泉、EXPOCITY)、オークワなどがiDは使えるけど、QUICPayは使えないところ。
うわ…結構多い…。
なんばCITY(なんばパークスも同様)、電子マネーはPiTaPaとiDだけ。
なんばCITY・なんばパークスはPiTaPa、iDに加え、QUICPay、交通系電子マネーが利用できるようになりました。
NAMBAなんなんで使える電子マネーはPiTaPa、WAON、iD、楽天Edy。
上に載せているところも全てそうなのですがiDとPiTaPaが並行導入されているお店が多いんですよね。こんなステッカーもありますし…。なんでやろ…。
iDとPiTaPaが並行導入されているお店が多い理由
なぜiDとPiTaPaが並行導入されているお店が多いのか?その理由っぽいものを見つけました。
iDもPiTaPaも三井住友カードがやっている
iDはドコモが三井住友カードと提携してやっています。
「iD」
国内最大の携帯電話事業者であるNTTドコモと提携し、「iD」を展開しています。
「iD」は、店頭の読取端末(リーダライタ)に、カードや携帯電話をかざすことでサインをすることなくスピーディにクレジット(後払い)決済が可能な決済サービスです。チャージ(入金)手続きの煩わしさや残高を気にせず利用可能で、小額から高額までフルレンジ決済を提供しています。
新しいクレジットブランド「iD」を利便性の高いものとするため、自社で培ったクレジット事業ノウハウに加え、グループ内のシステム会社、取引先である端末メーカー・加盟店の協力を結集し、スキームの構築を継続的にサポート。
また、クレジットカード一体型や専用カードタイプの発行、グアムを始めとする海外展開などの各種プロモーションの実施に取組んでいます。
(三井住友カードホームページ「さまざまな取り組み」より※現在は掲載なし)
そしてPiTaPaのシステムも日本総研と組んで実は三井住友カードがやってるんですね。知らなかった。
<主な受託事例>
PiTaPa(ピタパ)~Postpay IC for “Touch and Pay”(触れるだけで決済できる後払いIC)~
関西を中心に私鉄・バスや公営交通などの交通機関が加盟するスルッとKANSAIが提供するICカードを使った決済システムで、電車・バスでの利用目的のほか飲食やショッピングの支払いにも利用できます。支払いは、指定の金融機関口座から自動引き落しされるポストペイ(後払い)式で、利用者は、電車・バスをご利用いただいた状況に応じて割引サービスを受けることが可能です。当社はスルッとKANSAIから業務を受託しています。
(三井住友カードホームページ「ソリューション」より※現在は掲載なし)
つまりどちらも三井住友カードがやっているので、PiTaPaが普及している関西ではiDも並行して導入されており、iDとPiTaPaどちらも使えるお店が多いと言えそうです。
QUICPayは今後の拡大に期待
一方でQUICPayはJCB。
阪急百貨店、阪神百貨店、HEP FIVE、西宮ガーデンズ、阪急オアシス、近鉄百貨店などiD、PiTaPaとともに利用できるところもあり、別途JCBとも契約して同じ機械を使えるようにしているようです。
近鉄の駅ナカTime’s Placeは先に交通系ICカードとPiTaPa、iDの導入がされていましたが、2016年9月16日からはQUICPay対応になっています。
9/16 近鉄駅ナカ・駅チカ店舗で【QUICPay】が利用可能に!
Time’s Place難波、初期導入時のポスター(現在のそのまま)。
このように今は未対応でも今後は使えるお店が増えてくるかもしれません。
STACIAカードユーザーはiD一択!
阪急阪神沿線ユーザー必携のSTACIAカード。
クレジット利用で最大3.5%のSポイントが貯まりますが、iD、QUICPayでもクレジット利用時と同様にポイントが貯まります。
https://ken.fm/archives/2016/05/5990.php
前述の通り、タクシーや阪神系の施設を中心にQUICPay未対応箇所があるので、現時点ではiDのほうが使い勝手が良いです。
Sポイントはクレジット決済やPiTaPa決済でも貯まりますが、クレジット決済はクレジット用のICチップのないSTACIAカードではサインが必須ですし、
PiTaPa決済では0.1%還元のショップdeポイントは貯まってもSポイントが貯まらない場合がほとんど…。貯まってもクレジット決済より還元率が減少してしまいます。
ICの手軽さとポイントの付与の両立を考えるともうiD一択なのです。
※私が持ってるSTACIAカードはJCBでQUICPayなので、iDが使えるVISAへ変更することにしました。
結論:関西ではiDが便利!
ということで検証してきましたが、関西ではiDのほうが使えるところが多くて便利という結論になりました。
カード申し込みの際は参考にしてみてください。
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