この土日、奈良県立図書情報館で行われた「シゴトヒト2days」に参加してきた。
本題の話の前に行くことになったいきさつを少しお話ししたい。
去年の6月、三宮のジュンク堂でたまたまフェリシモの「神戸学校」のリーフレットを見つけ、「働くこと・生きること」というタイトルに惹かれ、西村佳哲さんの話を聞きに行き、速攻で「自分の仕事をつくる」と「自分をいかして生きる」の二冊を買って読んだ。
それとは別に去年の9月、名古屋のコワーキングスペースMY CAFEに行った時に会った、スズハシの大橋さんに「今度大阪でこんなイベントあるんすよ」と教えてもらったのが「CIY4117」。
そのイベントを取り仕切っていたのが事編のアサダワタルさん。
「越後屋」というくるりのレーベルから出てきたバンドのドラムやってた人で、僕はCDを持っていたので、すんなり挨拶することができた(笑)。
まさかこんな形で会うことになるなんて。
そして去年の暮れ。奈良のcafe WAKAKUSAのコワーキングスタートレセプションパーティーで図書情報館の乾さんにお会いし、西村さんやアサダさんの話をしてたら、アサダさんとも知り合いで西村さんとは図書情報館で3年ほど一緒にイベント(「自分の仕事を考える三日間」)をしていて、今度本が出ると。
そんな話をした上で「2月11日、12日でイベントをやるので良かったら来てください」とお誘いを受けた。行かない訳がない(笑)。
まさに点と点とが結ばれて行くなんともソーシャルな体験をした上でこのイベントに参加したのだった。
前置きがかなり長くなってしまったが、ここからイベント自体の話。
失礼ながら、今回のイベントに出ていたすべての方を僕は存じ上げなかった。
いや、CIY4117の時もそうだったかな?
でも何だろうか、ゲストの方も参加者もみんな同じ方向を向いているというのか、手段は違えども同じ方向に進もうとしている人たちなんだなってことはすぐにわかった。
特に今回出ていた方々
- 東京仕事百貨:中村健太さん
- つむぎや:友廣裕一さん
- まちライブラリー:礒井純充さん
- 仏生山温泉:岡昇平さん
- 土遊野:橋本順子さん
- greenz.jp:兼松佳宏さん
- 140B:大迫力さん
- 福島屋:福島徹さん
皆さん実に自然体で自分のできる範囲でできることをしてらっしゃるなと。
無理をしていないというか。
こういうイベントに出てくる人たちはもちろんすごい人たちなんだけれども、いい意味ですごさを感じさせない。雲の上の人って感じさせない。
ただひとつひとつの言葉はビビッドで心にグサグサ刺さる。
- 礒井さん「ゆるくやればやるほど強い構造体ができる」
- 岡さん「ルールを決めない。させられてる感、縛られてる感が嫌」
- 橋本さん「我々人も自然の一部。自然と人は対比するものではない」
- 兼松さん「座右の問い」「コンステレーション」
- 大迫さん「良い球を投げてあげる」
- 福島さん「環境を整えることに注力する」
多分、話聞いた人それぞれで心に響いた言葉は違うと思うけど、僕が響いてささっと書けたのはこんな感じ。
僕も自分が今居る環境を見つめ直して行こう。
自分が無理しない程度にできることはなんだろうか?
自給自足で仕事をしていくためにはどうすればいいんだろうか?
しっかり考えて地道に活動して行こう。
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