昨日仕事終わりで神戸のコワーキングスペース「カフーツ」で行われた「テレワーク(リモートワーク)を考える会」に行って来ました。
参加した理由:働き方を変えないといけない時期に来た気がする
別に今の仕事に不満があるわけではないし(結構いろいろ融通きかせてもらってるし、休みたい時に休ませてもらってる)むしろ人と喋れて、知らないことを教えることができて、プレゼンができて、移動も多くて楽しくて、この上ない仕事なんですけど、娘が生まれてからは娘や妻と居る時間を大事にしたいと思うようになって、でもそれには今の仕事では難しい…。
だからテレワークやリモートワークでできる仕事ができたらいいなと。
事例1:副業可能な企業が増えている
この日ちょうどニュースになっていたのが、神戸市が市職員の副業を認めるというニュース。(しかもちょうど神戸市の方もいらっしゃってた!)
行政が職員の副業を認めるくらい、世の中の働き方が変わってきていて、副業を認めている会社も多くあります。
場所にとらわれない働き方をするリモートワーカーが全世界的に増える傾向にあるそうで、リモートワーク先進国のアメリカではもうすでに会社員の43%がリモートワーカー。
日本は遅れているけど、副業を認める会社が増えていく傾向にあるのでこれから確実に増えてくるとのこと。
事例2:地方での取り組み
場所にとらわれない働き方ができるということは、どこででも仕事ができるということ。
移住促進の一貫として自治体がお試しでその地域に住んでもらうイベントを開催したり、シェアハウスとコワーキングスペースが一緒になった施設で合宿形式のフリーランス養成講座が開催されたりと、いろんな地域でいろんな取り組みがなされています。
コワーキングツアー
今回のイベントが行われた「カフーツ」のあるじ、伊藤富雄さんは▶コワーキング協同組合の長でもあり、2011年からコワーキングのイベントやUstream(懐かしい)を一緒やらせてもらったり、僕が今の仕事に就くきっかけをつくってくれたおひとりなんですが、今全国のコワーキングスペースを回るツアーをやってらっしゃいます。
そんなツアーの中で訪れた徳島の美馬市(脇町)で出会われた、面白い取り組みをされている4名が今回いらっしゃってました。
ハンモサーフィン協会のみなさん
代表の柴田さん。
大阪出身で心斎橋にライブハウスをいくつか持ってはったらしく、現在は美馬市脇町にある「のどけや」というゲストハウス(のどけやのページ見たらミュージシャンって書いてた!)と「ゼロイチライフ」という現実と仮想を融合した半リアル半ゲームなコンテンツも作ってらっしゃる。
主にお話してくれた田村さん。
新神戸在住だけど、脇町で「フナトト」というカフェもやってらっしゃって二拠点で活動。
高松が主な活動場所の長町さん。本職は歯科技工士なのに、外国人観光客に魚市場とかを案内したりしてて「ワンダフルトシ」と呼ばれるくらい人気のホストさん。最近香港の方とご結婚。
三好市(阿波池田)が拠点の西﨑さん。heso campというワークスペースとゲストハウス、heso salonというカフェバーをやってらっしゃる。最近「往来」という会社を設立。
この4人で「ハンモサーフィン協会」という空き家を会員同士でリノベーションして、共遊別荘として利活用。そこでできたコミュニティを点在する別荘同士でも広げていくという活動を行ってらっしゃるとのこと。
2017年3月13日〜15日に脇町でテレワークの実証実験開催
今回、美馬市脇町で行われるテレワークの実証実験の参加者を募集するために4人は来られているそう。
聞くと美馬市脇町は徳島県の中部清流吉野川に面し、美しい山に囲まれた古いうだつの町並みのある地方の田舎町ではあるものの、ネット環境が整備され、ゲストハウスやワークスペースも数多くあるとのこと。
また国道のバイパス沿いにはスーパーや家電量販店、マクドナルドなんかもあって、単なる田舎町ではなく、都会のジャンキーさも味わえるとのこと。
いいなぁ。行きたいけど、僕の場合移動して仕事はしているけど、場所は相手マターだからなぁ…。
それこそ副業で時間と場所を選ばない仕事をつくるしかないよなぁ。
「移動」から「移働」へ
清流吉野川に面しているということもあり、コワーキングツアーでの伊藤さんはカヌーに乗ってました。
協働してする仕事と休暇をミックスすることを「コワーケーション」(コワーキング+バケーション)と言うらしい。
そういや、出張先で余暇をとる「ブリージャー」って動きもありますね。
限りなく仕事と休暇がミックスされてくると「移動」も「移働」になると。
距離と時間を自由にしてくれる働き方、実現させたいと強く思ったイベントでした。
コメント