毎年のように書いている交通系ICカード全国相互利用のエリア確認。
●2014年
【2014年】交通系ICカード全国相互利用になったエリア一覧
●2015年
【2015年】交通系ICカード全国相互利用になったエリア一覧
●2016年
【2016年】交通系ICカード全国相互利用になったエリア一覧
●2017年
【2017年】交通系ICカード全国相互利用になったエリア一覧
●2018年
【2018年】交通系ICカード全国相互利用になったエリア一覧
●2019年
【2019年】交通系ICカード全国相互利用になったエリア一覧
●2020年
【2020年】交通系ICカード全国相互利用になったエリア一覧
●2021年
【2021年】交通系ICカード全国相互利用になったエリア一覧
ここでは2022年に使えるようになったエリアの情報をまとめています。
- 2022年に使えるようになったエリア
- 2022/1/13〜:岩手県交通バス松園営業所(順次導入:2022/4/30導入完了)基幹バス駅上田線・桜台団地線・基幹バス上田線・北山線・松園支線(Aコース・Bコース・Cコース)・上米内線・松園支線 団地循環(右回り・左回り)・松園盛岡駅線・東松園二丁目経由営業所ターミナル線 ・松園羽場線・南アパート経由営業所ターミナル線・上田・都南バスターミナル線・松園山岸線・北山経由東緑が丘線・松園北高線・青山松園線・駅桜台団地線・松園ゆぴあす線
- 2022/2/11〜:知多バス(東海市・大府市・知多市の全域及び東浦町の一部)
- 2022/2/19〜:岩手県北自動車
- 2022/2/26〜:八戸市交通部、岩手県北自動車南部支社
- 2022/3/5〜:青森市営バス、青森市市バス、シャトル・ルートバス「ねぶたん号」
- 2022/3/5〜:十和田観光電鉄(十和田市ー七戸ー〔みちのく〕ー青森線・十和田市ー七戸ー野辺地ーまかど温泉線)
- 2022/3/12〜:JR西日本山陽本線(南岩国ー徳山)
- 2022/3/12〜:秩父鉄道
- 2022/3/12〜:前橋駅、高崎駅、太田駅を中心とするバス事業者6社(上信電鉄、群馬中央バス、日本中央バス、群馬バス、矢島タクシー、永井運輸)
- 2022/3/12〜:秋北バス(高速バス大館・盛岡線「みちのく号」)
- 2022/3/12〜:ジェイアールバス東北(岩手県内の一部バス路線)
- 2022/3/12〜:フォーブル平和台線(※PASPYも使用可能)
- 2022/3/15〜:宇部市交通局(路線バス全線)
- 2022/3/26〜:秋田中央交通(秋田市内路線バス)、秋田空港リムジンバス、秋田市中心市街地循環バス、秋田市マイタウン・バス
- 2022/3/30〜:東海バス(路線バス全路線)※熱海市内は既に導入済み
- 2022/4/1〜:おのみちバス(※PASPYは非対応)
- 2022/4/1〜:千葉交通(銚子管内)
- 2022/4/1〜:株式会社廿日市カープタクシー(さくらバス西循環・宮内ルート)
- 2022/5/14〜:山交バス・庄内交通・山形市コミュニティバス東部・西部循環線「ベニちゃんバス」・山形空港シャトル・米沢市民バス
- 2022/6/1〜:ジェイ・アール北海道バス日勝線(SAPICAも利用可能)
- 2022/6/1〜:茅ヶ崎市コミュニティバス「えぼし号」
- 2022/9/20〜:JR九州バス嬉野線(武雄~嬉野~彼杵)・牛の岳線
- 2022/10/17〜:城下まち金沢周遊バス(※他の北鉄バスでは利用不可)
- 2022/12/1〜:岩手県交通バス滝沢営業所(2023/1末までに順次導入)青山町線・みたけ中央線・あすみ野箱清水線・南青山町線・みたけ東線・厨川中央線(一部)・盛岡北高線・みたけ西線・巣子箱清水線(一部)・滝沢かつらぎ団地線・青山天神線・みたけ箱清水線・滝沢ゆとりが丘団地線・青山松園線・松園みたけ線・滝沢長橋台団地線・松園北高線・イオンモール盛岡線
- 2022年以降の動向
2022年に使えるようになったエリア
2022/1/13〜:岩手県交通バス松園営業所(順次導入:2022/4/30導入完了)基幹バス駅上田線・桜台団地線・基幹バス上田線・北山線・松園支線(Aコース・Bコース・Cコース)・上米内線・松園支線 団地循環(右回り・左回り)・松園盛岡駅線・東松園二丁目経由営業所ターミナル線 ・松園羽場線・南アパート経由営業所ターミナル線・上田・都南バスターミナル線・松園山岸線・北山経由東緑が丘線・松園北高線・青山松園線・駅桜台団地線・松園ゆぴあす線
(松園営業所管内路線への地域連携ICカード「Iwate Green Pass」サービス拡大について|岩手県交通株式会社 [PDF])
(松園営業所所属車両交通系ICカード機器取付完了のお知らせ|岩手県交通株式会社 [PDF])
2022/2/11〜:知多バス(東海市・大府市・知多市の全域及び東浦町の一部)
(manacaなど交通系ICカードが使えます。(一部路線)|知多バス)
2022/2/19〜:岩手県北自動車
(岩手県北自動車における「地域連携ICカード」を利用したIC乗車サービスの提供について|岩手県北自動車 [PDF])
(地域連携ICカード「iGUCA(イグカ)」サービス開始のお知らせ|岩手県北自動車)
2022/2/26〜:八戸市交通部、岩手県北自動車南部支社
(八戸圏域における「地域連携ICカード」を利用したIC乗車サービスの提供について|JR東日本 [PDF])
(八戸圏域地域連携ICカード はじめましてハチカです。2022年2月26日サービス開始!|八戸公共交通ポータルサイト)
2022/3/5〜:青森市営バス、青森市市バス、シャトル・ルートバス「ねぶたん号」
(青森市における「地域連携ICカード」を利用したIC乗車サービスの提供について|JR東日本[PDF])
(AOPASSのご利用について|青森市)
2022/3/5〜:十和田観光電鉄(十和田市ー七戸ー〔みちのく〕ー青森線・十和田市ー七戸ー野辺地ーまかど温泉線)
(十和田観光電鉄の路線バスにおける「地域連携ICカード」を利用したIC乗車サービスの提供について|JR東日本[PDF])
(IC乗車サービスを開始します|十和田観光電鉄[PDF])
2022/3/12〜:JR西日本山陽本線(南岩国ー徳山)
(2022年春 山口県内のICOCAエリアが拡大します!~南岩国駅から徳山駅間にICOCAエリアを拡大~|JR西日本)
(山陽線南岩国駅から徳山駅間のICOCAサービス開始日について|JR西日本[PDF])
2022/3/12〜:秩父鉄道
(ICカード乗車券システムを導入し、お客様の利便性の向上、感染症対策の向上を図ります|秩父鉄道[PDF])
(【2022年3月12日(土)よりサービス開始】交通系ICカード「PASMO」を導入 について|秩父鉄道)
2022/3/12〜:前橋駅、高崎駅、太田駅を中心とするバス事業者6社(上信電鉄、群馬中央バス、日本中央バス、群馬バス、矢島タクシー、永井運輸)
(群馬県における「地域連携ICカード」を利用した IC乗車サービスの提供について|JR東日本[PDF])
(地域連携ICカード「nolbé(ノルベ)」サービス開始日及びサービス内容について|群馬バス[PDF])
2022/3/12〜:秋北バス(高速バス大館・盛岡線「みちのく号」)
(秋北バスの高速バスにおける「地域連携ICカード」を利用したIC乗車サービスの提供について|JR東日本[PDF])
(地域連携ICカード「Shuhoku Orange Pass」発行開始について|秋北バス)
2022/3/12〜:ジェイアールバス東北(岩手県内の一部バス路線)
(【お知らせ】岩手県内の一部バス路線において交通系ICカードがご利用いただけるようになります|ジェイアールバス東北)
2022/3/12〜:フォーブル平和台線(※PASPYも使用可能)
(フォーブル平和台線ICカードの使用開始について|広島高速交通[PDF])
2022/3/15〜:宇部市交通局(路線バス全線)
(宇部市交通局 交通系ICカード「ICOCA」導入|JR西日本[PDF])
2022/3/26〜:秋田中央交通(秋田市内路線バス)、秋田空港リムジンバス、秋田市中心市街地循環バス、秋田市マイタウン・バス
(秋田地域における「地域連携ICカード」を利用したIC乗車サービスの提供について|JR東日本[PDF])
(地域連携ICカード「AkiCA(アキカ)」のサービス開始日及びサービス内容について|秋田中央交通[PDF])
2022/3/30〜:東海バス(路線バス全路線)※熱海市内は既に導入済み
(当社路線バス全路線における交通系ICカード「PASMO」のサービス開始について|東海バス[PDF])
2022/4/1〜:おのみちバス(※PASPYは非対応)
(2022年4月1日 ICOCA システム導入について|おのみちバス[PDF])
2022/4/1〜:千葉交通(銚子管内)
(銚子管内の路線バスで交通系ICカードのお支払いが可能となります|千葉交通)
2022/4/1〜:株式会社廿日市カープタクシー(さくらバス西循環・宮内ルート)
2022/5/14〜:山交バス・庄内交通・山形市コミュニティバス東部・西部循環線「ベニちゃんバス」・山形空港シャトル・米沢市民バス
(山形県における「地域連携ICカード」を利用したIC乗車サービスの提供について|JR東日本[PDF])
(山形県における「地域連携ICカード」を利用したIC乗車サービスの提供について|庄内交通)
(地域連携ICカード「cherica」のサービス開始日およびサービス内容並びに運行事業者の追加について|山交バス[PDF])
2022/6/1〜:ジェイ・アール北海道バス日勝線(SAPICAも利用可能)
(日高地域広域公共バスダイヤ改正について|ジェイ・アール北海道バス[PDF])
(日勝線初!IC乗車券サービス開始のお知らせ|ジェイ・アール北海道バス[PDF])
2022/6/1〜:茅ヶ崎市コミュニティバス「えぼし号」
(茅ヶ崎市コミュニティバスえぼし号における交通系ICカードの利用開始及び一部路線の運賃変更について(6/1実施)|神奈川中央交通)
2022/9/20〜:JR九州バス嬉野線(武雄~嬉野~彼杵)・牛の岳線
(嬉野線「nimoca」サービス開始について|JR九州バス[PDF])
2022/10/17〜:城下まち金沢周遊バス(※他の北鉄バスでは利用不可)
(城下まち金沢周遊バスで全国共通交通系 IC カードがご利用いただけるようになります|北陸鉄道[PDF])
2022/12/1〜:岩手県交通バス滝沢営業所(2023/1末までに順次導入)青山町線・みたけ中央線・あすみ野箱清水線・南青山町線・みたけ東線・厨川中央線(一部)・盛岡北高線・みたけ西線・巣子箱清水線(一部)・滝沢かつらぎ団地線・青山天神線・みたけ箱清水線・滝沢ゆとりが丘団地線・青山松園線・松園みたけ線・滝沢長橋台団地線・松園北高線・イオンモール盛岡線
(滝沢営業所管内路線への地域連携ICカード「Iwate Green Pass」サービス拡大について|岩手県交通株式会社 [PDF])
※使えないカードと事業者の組み合わせは最新の記事でご確認ください。
2022年以降の動向
「2021年は回数券のポイント化が進む」と予測していてある程度そうはなったのですが、2021年に回数券の廃止を行う事業者は、JR九州・西鉄・JR西日本(ICOCAエリア)・東武・江ノ電・愛知環状鉄道の6事業者で、思いの外少なかったように感じました。
一方、バス事業者はより厳しい状況に置かれ、関東ではSuica・PASMOに付与されていた「バス特」を廃止する事業者が相次ぎ、関西では阪急バス・阪神バスがPiTaPaに対する利用額割引を廃止。
共通ICカードではないものの、奈良交通や神姫バスのようにチャージ時プレミアの減額や徳用チャージ額の利用時間を縮小したり、鉄道線も持つ浜松の遠州鉄道はICカードのプレミア自体を全廃。
なかなか厳しい状況で、ICカードが回数券の代替にはなり得なくなってきました。
現在ポイント制度やプレミア額を維持しているところでも、今後廃止となる可能性もあるので、お得に利用できるのは今のうちかもしれません。
2022年、地域連携カードが威力を発揮し北東北への導入が進みそうですが、一方でタッチ決済やQRコードによる乗車やMaaSアプリを使った他の交通機関も巻き込んだお得な乗車券の発行などがさらに進んでいくと考えられ、ICカードはお得な乗車券ではなく、あくまで非接触の乗車券という方向性が強くなっていくような気がしています。
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