去年12月に発表されてた交通系ICカードの相互利用が正式に合意に達したようで、
2013年度から相互利用ができるようになるようです。
(5/26追記:PiTaPaで相互利用できるようになるのは、
能勢電・山電・神鉄・神戸高速・神戸市交・神戸新交通・北神・岡電以外の鉄道と
大阪市交・水間鉄道・しずてつジャストラインのバスのみ)
(6/1追記:神戸市交は地下鉄のみ利用可能と発表)
関西にはスルッとKANSAIのPiTaPaとJR西日本のICOCAがありますが、
関東のSuicaとPASMOに比べるとちょっとややこしい。
ICOCAは他のICカードと同じように前払いなのに対して、PiTaPaは後払い。
仕組みとしてはPiTaPaのほうがチャージしなくていいので楽なんやけど、ICOCAエリア使うには別枠でチャージせなあかんかったり、そのくせその部分をICOCA電子マネーとしては使えないという制約があったり…。
今回の発表でも他のICカードは電子マネーサービスも相互利用できるのに対して、PiTaPaだけが除外。
ということは、あと2年は間違いなく、PiTaPaとICOCAの電子マネー相互利用はないってことよなー。
後払いのメリットは利用回数だとか利用額だとか電子マネーで貯めたポイントだとかで割引できること。
でも正直回数券買ったほうが得やったりするし、いろんなとこ行くなら
磁気カードを金券ショップで買ったほうが安い。なんだか中途半端。
PiTaPa持ってたほうが楽やし、得やから切り替えようってところまでにならないんですよね。
そんな中、関西のICカードサービスはPiTaPaとICOCAの融合が始まってます。
5月の京阪に引き続き、近鉄もICOCAの発売をスタートすると発表。定期もICOCAで発行するとのこと。
でも、これもPiTaPaでIC定期やってない会社がやり始めたから、
阪急、阪神などのPiTaPaでIC定期やってる会社はやらない、
もしくはやると言ってもだいぶ後になるんちゃうかなぁ。
発想はいいんやけど、なんか抜けきらないPiTaPa。
もっとうまくやったら最強のカードになるはずやのに…。
もうちょい頑張って欲しいです。
コメント