神戸市バス・山陽バスにお得に乗れる共通乗車ポイントサービスが4/1からスタート!

神戸市バスと山陽バス 鉄道・バス
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神戸市内を走る神戸市バスと山陽バスですが、2021年4月1日から共通乗車ポイントサービスがスタートします。

神戸市バス
神戸市バス
山陽バス
山陽バス

今までお得に乗るにはバスカード利用がもっともお得でしたが、このサービスのスタートと引き換えにバスカードは終了となります。

ここではポイントサービスの仕組みについて紹介します。

神戸市:神戸市バス・山陽バス共通乗車ポイントサービス
ICカードで市バス・山陽バスをご利用になると貯まる「神戸市バス・山陽バス共通乗車ポイントサービス」。ぜひ、ご登録ください。
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神戸市バス・山陽バスの共通乗車ポイントサービスは最大30%付与!

ICOCA(こどもICOCA、SMART ICOCA、KIPS ICOCA、そしておそらくその他のICOCAもOK)かスルッとKANSAIの特別割引用ICカードを持っている人が対象で、事前登録をすることでポイントを貯めることができますよ。

対応路線は神戸市バス全線・山陽バスの高速バスを除く全線と神戸交通振興の神戸山麓線と山手線です。

ポイント付与率は、1ヶ月の利用金額が2,100円未満なら5%、2,100円以上なら10%。

さらにバスから降りる時間が9時30分から16時の場合は「昼間ポイント」も付与され、2,100円未満なら+10%(5%+10%=15%)、2,100円以上なら+20%(10%+20%=30%)とめっちゃお得です!

これらの貯まったポイントは月締めで集計され、翌月15日に付与されますよ。

ポイントの有効期限は付与日から12ヶ月後の月末。持っているポイントが乗車金額を上回っていれば、自動的にポイントで差し引かれます。

なお、このサービスの開始に伴い「市バス専用カード」「市バス昼間専用カード」「山陽バスカード」は2021年6月末で販売終了。利用も2022年3月末までとなります。

市バスIC乗り継ぎ割引との併用も可能

この乗車ポイントサービスは、すでに行われている「市バスIC乗り継ぎ割引」との併用が可能です。

1乗車目のバスを降りてから2乗車目のバスを降りるまでの時間が60分以内であれば、2回目の乗車分が210円引きとなります。

ただし、乗り継ぐ間に違う交通機関を使ってしまうと対象外となってしまうのと、山陽バスにはこのサービスはないので気をつけましょう。

神戸市:ICカードによるバス乗継割引

ポイントサービスWeb登録手順

では登録の手順を見ていきます。

ICカードの番号が必要なので、登録前に必ず対象となるICOCAか特別割引用ICカードを手に入れておきましょう。

1.登録サイトへ行き、下の方にある「会員登録はこちらから」を選びます。

登録画面:下の方にある「会員登録はこちらから」を選ぶ
登録画面:下の方にある「会員登録はこちらから」を選ぶ

2.利用規約の同意にチェックを入れて登録画面へ進みます。

「利用規約に同意します」のチェックを入れ「登録画面へ」を選ぶ
「利用規約に同意します」のチェックを入れ「登録画面へ」を選ぶ

3.以下の項目を入力します。

  • 姓名(カタカナ)
  • 生年月日
  • 電話番号
  • 郵便番号
  • メールアドレス(任意)
  • 希望するログインID
  • パスワード(再確認用含めて2ヶ所入力)

4.「確認へ進む」を押すとユーザIDの確認画面が出ます。確認した後「カード番号登録」を選びます。

ユーザID確認後、「カード番号登録」へ進む
ユーザID確認後、「カード番号登録」へ進む

5.登録したいカードの裏面右下にある「JW」「SU」から始まる17桁の英数字を2ヶ所入力し「登録する」をクリックすると、登録完了です。

ICカードの番号を入れて登録
ICカードの番号を入れて登録
ICOCAの背面にある番号(赤枠部分)を入力
ICOCAの背面にある番号(赤枠部分)を入力

郵送での登録は専用申込書が必要

郵送での登録は、バス車内、市営地下鉄各駅、神戸市バス・山陽バス各定期券発売所、区役所などにある専用申込書に記入し投函します。2週間ほどで登録完了通知が届き、記載の登録日の翌日からポイントが付与されますよ。

ICOCA・スルッとKANSAI特別割引用ICカード以外は登録できない

なおポイントサービスは、ICOCAとスルッとKANSAI特別割引用ICカード以外は登録ができません。

関西で発行されている「PiTaPa」は登録できても良さそうなんですが、すでに「利用額割引」があるためポイントサービスの対象外となっています。

ICOCAのポイントサービスとPiTaPa利用額割引どちらが得か?

そのPiTaPaの利用額割引。神戸市バスと山陽バスでは以下のとおりです。

1ヵ月間のご利用額割引計算方法
0円~1,000円割引なし
1,010円~1,100円一律1,000円
1,110円~2,200円(利用額−1,100円)×0.9+1,000円
2,210円~4,600円(利用額−2,200円)×0.83+1,990円
4,610円~(利用額−4,600円)×0.87+3,982円
神戸市バス(大人)・山陽バス(大人・小児共通)PiTaPa利用額割引
1ヵ月間のご利用額割引計算方法
0円~500円割引なし
510円~550円一律500円
560円~1,100円(利用額−550円)×0.9+500円
1,110円~2,300円(利用額−1,100円)×0.83+995円
2,310円~(利用額−2,300円)×0.87+1,991円
神戸市バス(小児)PiTaPa利用額割引

利用額が多くなれば割引率は上がっていきますが、ポイントサービスにある「昼間ポイント」はありません。

またポイントサービスでは神戸市バスと山陽バスの利用金額は合算されますが、PiTaPaの利用額割引では合算されず別計算となっています。

ポイントの付与率、昼間ポイントの有無、神戸市バスと山陽バスの利用金額が合算されることを考えると、ICOCAのポイントサービスを選んだほうが良いでしょう。

バスカードと同等の割引を求めるなら月初から月末までに2,100円以上乗る必要がある

バスカードは一度買ってしまえば有効期限がなく、なくなるまで使えばよかったのですが、ICカードによるポイントサービスは、月初から月末までの利用金額でポイントが算出されます。

乗る回数が少なくても通常5%、昼間に+10%のポイントが付きますが、通常10%、昼間+20%のバスカードと同等の割引を受けるには、月初から月末の間に2,100円以上乗らなければなりません。

またサービス開始当初はいいですが、5月以降は貯まったポイントが利用金額から差し引かれていくので、差し引かれる分を除いて月の利用金額が2,100円以上になるかどうかを考慮する必要があります。

もし2,100円に満たないようであれば、2021年6月まで販売されているバスカードを(利用期限は2022年3月まで)、それ以降もそれほど使わず、バス同士の乗り継ぎ利用もないようであれば、販売が継続される「市バス・地下鉄共通 NEW Uラインカード」の3,000円(3,200円分)を利用しましょう。

神戸市:市バスの乗車料金

1ヶ月に210円区間を昼間31回以上・昼間以外47回以上乗るなら定期券

なお1ヶ月の間に普通区210円区間を昼間31回以上乗るなら、神戸市バスのみですが「昼間割引定期券」(1ヶ月4,590円)、昼間以外に210円区間を47回以上乗るなら通勤定期券(1ヶ月8,820円)がお得です。

垂水・舞子地区の一部の区間を除き、神戸市バスと山陽バスで定期券の共用はできません。

なお山陽バスの通勤定期券は、土日祝日同伴家族の乗車が大人100円、小児50円になる「環境定期券制度」があるので、うまく使えばさらにお得に使えますよ。

神戸市:市バスの乗車料金
路線バス|定期券|山陽バス
山陽電鉄グループの山陽バスのWEBサイト路線バスのページです。垂水・舞子線、明石線、二見線の情報はこちら

神戸市バス・山陽バスに乗るなら登録しておいて損なし

関東ではバス各社で「バス特」が終了。浜松の遠鉄バスでも「ナイスパス」のプレミア額付与が終了。福岡の西鉄グループでもnimocaポイント付与の終了など、新型コロナウイルスの影響もあってかポイント付与や割引サービスがどんどんなくなっています。

そんな中はじまる神戸市バス・山陽バスの共通乗車ポイントサービス。
登録しておいて損はありません。

神戸市バス・山陽バスに乗る予定がある人は忘れずに登録しておきましょう!

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