2019年に買ったiPhone 8 Plusをそろそろ変えたいといろいろ見ていたのですが、iPhone高くなってますよね…。
でも意外な方法で安くできることがわかりました。
それは各大手通信キャリアのアップグレードプログラム。
ざっくり言うと、iPhone本体代金を無手数料48回分割で払うものの、24回目を目処に新しいiPhoneに買い換えれば残り24回分の分割金が免除されるというものです。
一部のキャリアで手数料を払うが必要があるものの、2年経ったiPhoneを購入時の50%の価格で買い取ってもらえると考えればかなりお得ですよね。
このアップグレードプログラム、そのキャリアの契約者でないと申し込めないと思っていてスルーしていたのですが、なんと契約者以外でも使えてしまうとのこと。
各キャリアごとに価格が異なりますが、その中でも楽天モバイルの「iPhoneアップグレードプログラム」がかなりお得だったので、申し込もうと思っています。
使っているのは2年前に買ったiPhone 8 Plus。そろそろ変えたいが選択肢がない…。
使っていたiPhone 7 Plusが充電できずにそのまま電源が落ちて二度と入らなくなった2019年6月。
当時iPhone XSやXRが最新でしたがFace IDが嫌で、iPhone 8 Plusを買いました。
でも4世代前のA11チップで「さすがに動きが遅いなー」と思うことも多くなってきました。
これがiPhone 8なら第2世代のiPhone SE一択なんですが、Touch IDとカメラ機能重視のPlusユーザーは選択肢がない…。
Touch IDとデジタルズーム10倍が欲しいんですが、ないんですね。今のラインナップに満たす機種が…。
大手キャリアの月額料金適正化と円安により高くなったiPhone
Touch IDをあきらめてカメラ機能重視で考えると、iPhone 13 Pro以上しか選択肢がなくなってくるんですが、一番安い128GBでもApple Storeで144,800円…。
しかもProResの4K対応は256GBからという謎の仕様でして、159,800円からになってしまいます。
2年前、型落ちとはいえPlusシリーズだったiPhone 6 Plus 64GBはApple Storeで78,800円。
そのさらに2年前、最新機種だったiPhone 7 Plus 128GBは96,800円。
こう考えるとiPhoneは高くなりましたね。そして円安の影響もあるのか2022年7月からさらに高くなっています。
大手キャリアの月額料金が下がったこともあり、価格的には適正化されたんでしょうけど、さすがに10万オーバーだと躊躇してしまいます。
SIMフリーモデルはApple Storeが最安だった
私は2013年からBIC SIMを使っていて、6 Plusからリセールバリューが高いSIMフリーモデルをApple Storeで購入してきました。一番安かったんですよね。
前使っていたiPhoneは高値で買い取ってくれるお店に持っていき、だいたい15,000〜20,000円くらいで買い取ってもらっていたので、iPhone 6 Plus 128GBは実質50,000円ほどで買えていたことになります。
もし今回Apple StoreでiPhone 13 Pro 256GBを買ったら159,800円。2年経って売ったとして過去の経験から見積もって24,000円くらいと考えると、実質135,800円ですからかんなり高い…。
端末価格負担軽減の救世主は契約者以外も使える大手キャリアの端末購入施策
そんなこんなで「買いたいけど買い替え難しいな」と思っている状況でいろいろ探ってましたら、「iPhone Mania」の記事で大手キャリアの端末購入施策がそのキャリアの契約者以外でも使えることを知りました。
大手キャリアは2019年ごろから端末価格の上昇に伴い、それまでの24回払いから48回払いにシフトして、端末の月額料金の上昇を抑えるとともに、24ヶ月後に機種変更するさい、端末を回収する代わりに残債を免除する「残価設定型」の新しいプランを導入していきます。
これ出た時点では大手キャリアの月額基本料が高かったので、すでに格安SIMを使っていた私はあまりメリットがないと感じていましたが、端末のことだけを考えれば残り24回の支払い免除は50%引きと言っても良く、なかなかのインパクトですよね。
過去の端末を残しておきたいという人にとっては、端末が残らないので選択肢には入れられませんが、私みたいに売る前提で買っている人にとっては、2年経って15,000〜20,000円くらいの買値にしかならない旧端末を、購入時の半額で買い取ってくれると考えればかなりお得です。
しかも契約者じゃなくてもOKということは、自身がどこの会社契約していてもOKってほんまか?すばらしすぎる!
楽天カードが必要だが楽天モバイルが最安だった。しかもSIMフリー。強い。
大手キャリアではそれぞれこの残価設定型のプランを提供しています。
買おうとしているiPhone 13 Pro 256GBだと以下のとおり。
キャリアごとのプログラム | 本体価格 | 分割金×回数 =実質負担金 | 免除される 残債 |
---|---|---|---|
NTTドコモ 「いつでもカエドキプログラム」 | 195,030円 | 4,063円×23回 =93,449円 | 24回目 101,581円 |
au 「スマホトクするプログラム」 | 186,070円 | 3,876円×23回 =89,148円 | 24回目 96,922円 |
Softbank 「トクするサポート+」 | 187,200円 | 3,900円×24回 =93,600円 | 25回目 93,600円 |
楽天モバイル 「iPhoneアップグレード プログラム」 | 167,800円 | 3,495円×24回 +返却時に3,300円 =87,180円 | 25回目 83,880円 |
Apple Store | 159,800円 | 6,658円×24回 =159,800円 (※初回6,666円) | なし |
Apple Store (Paidy36回払い※2022年8月2日まで) | 159,800円 | 4,438円×24回 =106,512円 | 25回目 53,288円 |
最安のApple StoreはPaidy36回払いであれば24回、25回支払い後に残債免除がありますが、2022年8月2日までの期間限定。それ以外では楽天モバイルが一番安いですね。2年経って端末を返却すれば87,180円!これはなかなかに安い。なお決済は楽天カードのみとなるので注意しましょう。
しかもSIMフリーなんですよね。ほかのキャリアも手続きすればSIMロック解除できますけど、最初からSIMフリーなのがいいですね。
なお、2021年10月1日からSIMロックが原則禁止になるので、各キャリアのiPhoneもSIMフリーとなっています。
クレカの利用枠関係なく審査があるので注意
遅ればせながらiPhone 13 Pro 256GB シエラブルーで申し込んでみたのですが、まさかの審査落ちでキャンセルに…。
なぜだ…。しかも理由は非開示とのこと。
Twitter上でも滞納がなく他にローンを組んでないのに謎の審査落ちになっている人がいるようです。
考えられる理由としては、楽天モバイルと楽天カードの名前の漢字が違う(旧字体など)、住所の細かい表記の違い(マンション名の有無、数字・アラビア数字など)などがあげられます。
楽天モバイルを契約している場合、旧端末の残債がないか、契約回線を使わずに寝かせていないかなども基準になりそうです。
また10万円を超える端末を購入する場合は、審査が厳しくなります。
クレジットカード支払いなので、クレジットカードの利用枠が空いていれば契約できそうですが、収入や他の借入・ローン契約状況なども考慮され、支払い能力がないと判断されると審査が通りません。
これから申し込む人はその部分で契約できない可能性もあるのでご注意を。
ちなみに楽天モバイルのショップでも契約してみようとしましたが、「要確認」が出て結果は一緒…。ここでもやはり理由は教えてもらえなくて、通常の24回払いにしました。
回線契約なしでも買えるが、あったほうがお得。
回線契約なしでも買えますが、回線契約があったほうがポイント還元等でお得になります。
とくに同じ番号での乗り換え(MNP)だとポイントも多くもらえるので、まだ契約したことがなければ契約ありでアップデートプログラムを使ういいですよ。
ただ申し込みはできますが、入荷時期が未定となっているものもあるので注意しましょう。
家電量販店での回線なしのアップグレードプログラム受付は原則不可
実店舗の楽天モバイルショップでも在庫がない状況が続いている一方で、家電量販店だと在庫があるのを見かけます。
量販店であっても回線なしの契約はできるはずなんですが、私が問い合わせたお店では「アップグレードプログラムは回線契約がないと受付できない」とはっきり言われてしまいました。
家電量販店の場合は、予約や在庫確認をする際にあらかじめ回線なしでのアップグレードプログラムの契約が可能かどうかを確認しましょう。
なお「iPhoneアップグレードプログラム」使用時は初期契約解除対象外となりキャンセルができないので注意しましょう。
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