2019年10月に予定されている消費税率引き上げによる運賃改定には順次対応予定です。

阪急電車・阪神電車の回数券バラ売り(格安きっぷ)終了後の損しない乗り方

阪急阪神回数券 鉄道・バス
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今年の9月末でJRの昼間特割きっぷ(昼特きっぷ)の販売が終了。

それとほぼ同じタイミングで阪急電車・阪神電車の回数券が完全カード化され、きっぷタイプのものは利用当日に券売機で交換する形に改められました。

その影響で昼特きっぷとともに阪急・阪神のバラ売りきっぷも金券ショップでは販売終了するところが増えています。
(阪急・阪神の駅近のところではお店の人が頑張って引き換えて販売を継続しているところもあります)

どちらもICカード「ICOCA」「PiTaPa」への移行を進めるためのものですが、JRは昼特きっぷ終了後、代わりのサービスとして「ICOCAポイントサービス」と「PiTaPaポストペイ割引」を導入した一方で、阪急・阪神ではICカードで乗ってもそれほどお得になりません。

ここでは金券ショップでの阪急・阪神の回数券バラ売り終了後の損しない乗り方を紹介します。

阪急・阪神の回数券の種類

阪急・阪神の回数券は金額式と呼ばれるもので、同じ運賃の区間に乗るのであればどの駅からでも利用できます。

有効期間は発売月の翌月からの3ヶ月末まで。
複数人で使いたい場合はきっぷタイプへの引き換えができますが、2018年10月1日より引き換えた当日にしか利用できなくなりました。

普通回数券

全ての日の全ての時間で使える回数券です。
10回分の運賃で11回、20回分の運賃で22回乗れ、割引率は約9.1%。

時差回数券

平日の10時から16時までの乗車と土休日ダイヤの終日使える回数券です。
10回分の運賃で12回乗れ、割引率は約16.7%。

ハーフ時差回数券として5回分の運賃で6回乗れるものも売られています。

土休日割引回数券

土休日ダイヤの終日使える回数券です。
10回分の運賃で14回乗れ、割引率は約28.6%。

ハーフ土休日割引回数券として5回分の運賃で7回乗れるものも売られています。

阪急・阪神でのICカード割引

阪急・阪神でもICカードの割引としてPiTaPaポストペイ割引が導入されています。

阪急・阪神ともに11回目以降の運賃を10%、阪急の場合31回目以降の運賃は15%引きとなりますが、11回ごとに1回100%引きする回数券の割引とは程遠いものです。

また、阪急阪神グループのクレジットカード「STACIAカード」に付いている「STACIA PiTaPa」で乗れば乗車ポイントとしてSポイントが貯まりますが、これも微々たるもので回数券の割引までには到底及びません。

ICOCAに関しては全てのICカードで適用される近距離の乗継割引以外の割引は一切なく、このことを考えてもICカードよりも回数券で乗った方がお得です。

うまく使う3つのコツはハーフ回数券と引き換えサービスそして乗り越し

回数券のほうがお得なのはわかっているものの、なぜバラ売りのきっぷを金券ショップで買ってたかと言うと同じ区間に回数券ほどの回数乗らないからなんですよね。

でも回数券を買ってもうまく使い切れる方法はあります。

私が実際にやっている3つのコツを紹介します。

ハーフ回数券を使う

回数券の種類のところでも紹介した通り、時差回数券と土休日割引回数券にはハーフ時差回数券とハーフ土休日割引回数券があります。

通常10回分の運賃で時差は12回、土休日は14回乗れますが、ハーフならその半分5回分の運賃で時差なら6回、土休日なら7回乗れます。

有効期間は発売月の翌月からの3ヶ月末までなので1月に2〜3回の利用で使い切ることができます。

阪急・阪神回数券引き換えサービス

阪急・阪神回数券引き換え

それでもまだ使いきれない場合に知っておくと便利なのが阪急と阪神の回数券は相互利用ができるということ。

運賃が違う区間があるため、利用できる区間は以下の5区間となります。

190円・270円・280円・320円・370円

回数券のシステムが違うので他社線ではそのまま使えず、阪神のを阪急で使う時は阪急の駅の赤い券売機、阪急のを阪神で使う時は阪神の駅の青い券売機で引き換えが必要です。

回数券の引き換えができる阪急の赤い券売機

回数券の引き換えができる阪神の青い券売機

券売機にカードタイプの回数券を入れると当日のみ使えるきっぷタイプの回数券が出てきますよ。

阪神の回数券から引き換えた阪急の回数券

例えば、西宮から梅田まで阪神で出て、梅田から阪急で茨木市へ行く場合、どちらも270円なのでこの方法が使えます。

となるとハーフ時差回数券なら1月に1回、西宮から茨木市へ行けばきれいに使い切れます。

だいぶハードルが下がってきました。

乗り越し

「いやでも同じ区間乗らないんよ…」とか「自分の乗ってる区間は引き換えできない…」という場合は最後の手段、乗り越しです。

阪急・阪神で乗り越しの際は本来の乗車区間の運賃と乗り越した駅までの運賃との差額を払えばOK。

引き換えサービスのところで「西宮から梅田まで阪神、梅田から茨木市まで阪急、どちらも270円で…」という話をしましたが、これが梅田から280円の高槻市だった場合でも、高槻市駅で差額の10円を払えばOKです。

通常は乗り越し精算機を使うことになりますが、2019年9月30日までは磁気カード「レールウェイカード」も使えるので回数券と2枚重ねて改札機を通せば乗り越し精算する手間も省けます。

改札機に2枚投入して精算

(余談ですが、阪急・阪神で磁気カードがしぶとく残ってる理由のひとつがこの回数券の差額精算です)

2019年3月1日からは阪急線内の回数券のみ降りる駅の精算機でICOCAを使った乗り越し精算ができるようになりました。

▶️精算機における回数券とICOCA等を組み合わせた利用について[PDF]

(※阪神、能勢、北急ではこの取り扱いはありません)

本当の最終手段は途中下車

それでもやっぱり使い切れない…。
その場合は本当の最終手段、途中下車してください。

もちろんその後使うことはできませんが、使わないよりマシです。

例えば190円のハーフ土休日割引回数券を持っていて6回まで使ったけどあと1回がどうしても…という場合。

140円もしくは150円区間で使っても、28.7%の割引が25.8%〜26.4%になるくらいです。

私も極力余らさないようにはしてますが、そうなってしまった時は「もう5回までで元は取れてるし、ええかー」と思いながら使ってます。

さいごに

阪急電車・阪神電車の回数券バラ売り(格安きっぷ)終了後の損しない乗り方を紹介しました。

使用回数が少ないハーフ回数券を購入し、回数券引き換えサービスや乗り越し等をうまく使えば損せず使い切ることができます。

まずはハーフ時差回数券・ハーフ土休日割引回数券を買って試してみてください。

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