NTT西フレッツ光ネクスト隼、BIGLOBEユーザーなら「v6プラス」に入るだけで速いし安定!

HGWPPPランプ消灯 こうすりゃいいのか
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NTT西フレッツ光ネクスト隼のホームゲートウェイ(HGW)のファームウェア更新したら速度が安定しWi-Fiの受信範囲も広がった話
※NTT西日本フレッツ光ネクスト隼の速度と安定に関しては上記の記事もご覧ください。(2016/8/14追記) 自宅でのインターネットはNTT西日本のフレッツ光ネクスト隼の1Gbpsマンションタイプ(ひかり配線方式)。 11acの無線LANを...

1年以上前に書いたこの記事ですが、未だにアクセスが多く、悩んでる方が多くいらっしゃるようです。

ホームゲートウェイ(HGW)のファームウェアアップデートで確かに改善はされるのですが、私が使っているPR-500MIはファームウェアのアップデートもしばらくない状態で、特に気にかけずそのままにしていたところ、結局は普通の速度になってしまっていました。

速度1
※上りの速度が速いのは再起動直後の計測のため

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mioひかりのIPoEオプションが速いらしい

2014年12月にソフトバンクからiijmioのみおふぉんに変えていたので、セットで割引になるmioひかりに固定回線を変えようかと思っていたのですが、
光コラボレーションが始まったところで速度が心配だったのと、今使っているフレッツ光ネクスト隼マンションタイプ+BIGLOBEの価格がmioひかりのキャンペーン価格とほぼ変わらないくらいに安く、変えずにいました。

様子見していたところmioひかりは速度が遅いという声を多く見聞きするようになり、変えずに正解だったのですが、その声に応じる形で2016年4月から「IPoEオプション」がスタートしました。

この仕組みがiijmio技術者のブログ「てくろぐ」に書かれていたんですが、PPPoEがボトルネックになっていて、IPoEだとPPPoEをバイパスし速くできるとのこと。

IIJmioひかりの混雑の理由とバイパス手段(IPoE・DS-Lite対応)
IIJmioひかりの速度経過の原因をご説明します。また、それをバイパスするための新オプション(IPoE・DS-Lite)をご紹介します。

仕組みの通り、こちらはスピードが速く好評のようで、これだったら変えようかとも思ったのですが、このオプションだけで月額800円…。

うーん…。

(※現在は無料になりました)

BIGLOBEにも似たようなのがあった

ところがいろいろ調べているとBIGLOBEにも似たようなものがあることがわかりました。

こちらは特にIPoEとは謳っておらず、「v6プラス」と「フレッツ光IPv6接続」の二種類。

v6プラス・IPv6接続
v6プラスは個人向け、フレッツ光IPv6接続は法人向けとされていますが、個人法人の区別なく申し込みが可能でどちらも無料です。

実はフレッツ光IPv6接続のほうには既に申し込んでいて、申し込みの際v6プラスにしようかと思っていたんですが、BIGLOBEのv6プラスのページにはこんな記載が…。

v6プラス対応機器をご利用いただく必要があります。 -BUFFALO製 WXR-1750DHP/WXR-1900DHP/WXR-1900DHP2/WXR-2533DHP/WXR-2533DHP2 [株式会社バッファロー提供] ※ 本機器をご利用の場合は、「フレッツ光IPv6接続」をお申し込みいただくことで、V6プラスが利用できます。こちらからお申し込みください。 - NTT東日本/西日本のホームゲートウェイ(ひかり電話ルーター/ひかり電話対応機器) RT-S300シリーズ、PR-S300シリーズ、RV-S340シリーズ、PR-400シリーズ、RV-440シリーズ、RT-400シリーズ、PR-500 シリーズ、RT-500シリーズ
今改めてよーく見たらちゃんと書いてることに気づいたんですけど、v6プラスにはBUFFALOのルーターが必須だと思ってたんですね。

さらにはBUFFALOルーターの機種一覧下の※をBUFFALOルーターに対しての※だと思わず、HGWではフレッツ光IPv6接続を申し込まないといけないと思っていたんですね。
(正確にはBUFFALOのルーターはフレッツ光IP接続を申し込めばv6プラスと同様に使えて、HGWは単体でv6プラスの申し込みが可能)

なので、v6プラスではなくフレッツ光IPv6接続を申し込み、ずっと使っていました。

フレッツ光IPv6接続はIPv6対応ページにしか働かない

フレッツ光IPv6接続では確かにIPv6対応のページでは「IPv6」表示が出ているのですが、あまり速さは感じられず。
ちゃんとできてるのかなぁと思ってIPv6 PPPoEのところを見ても「待機中」のまま。

しかし、情報>DHCPクライアント取得情報の
DHCPv6クライアント取得情報(IPoE)にはちゃんと数字が入ってる。

でも遅い…。てことはIPoEで繋がってないってことだから、IPv4のPPPoEを切ったらいいやんと思って、
基本設定>接続先設定(IPv4 PPPoE)のメインセッションを切断してみたら、今度はIPv6対応以外のサイトに繋がらない。

なんでだ…。

v6プラスに申し込んだら高速で繋がった!

そこで、v6プラスのほうを申し込んでみました。
これを使うには前述の通り、対応のルーター(BUFFALO製の4機種)が要ると思ってたんですが、
申し込んでみると1時間弱で設定完了メールが届き、IPv4含め全てのサイトが高速で繋がるように!

手動でOFFにしていたIPv4 PPPoEの設定は自動でグレーアウトに。

HGWPPPoE設定画面
ホームゲートウェイのPPPランプも消えました。

HGWPPPランプ消灯
そして速度は

速度2
下り237Mbps!!

何回か計測していますが、今のところ大きく速度が落ちる様子は見られません。

計測履歴
※上から5番目はHGWから10mほど離れた自室からの計測

注意点

ただし、注意点もあります。以下のサービスが利用できなくなります。

BIGLOBEフォン、固定IPサービス、特定ポートを使用するサービス、複数のユーザーでIPアドレスを共有すると利用できないサービス、利用可能なポート番号、ポート数に制限があるため外部へのサーバ公開は不可、OP25Bブロック実施(メール送信には587(サブミッションポート)利用)

外出先からVPN接続でひかり電話を利用していましたが、v6プラスを申し込むとPPPoEの設定はグレーアウトされてしまいVPN接続も利用できなくなります。かなり便利だったので代替策が欲しいところ。

また、IPアドレスが半固定なので、IPアドレスでアクセス許可をしているページにアクセスできなくなる可能性もあるので注意が必要です。

BIGLOBEユーザーは申し込むべし!

とは言え、ホームゲートウェイはそのままにv6プラスの申し込みだけで高速で繋がる環境を手に入れることができました。BIGLOBEユーザーで速度が遅くて悩んでる方は是非v6プラスを申し込んでみてください。

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