大阪市内の移動は地下鉄とバスを組み合わせると安くなる!

大阪市内の移動は地下鉄とバスを組み合わせると安くなる!

大阪市の地下鉄とバスには
地下鉄→バス、バス→地下鉄、バス→バスの乗り継ぎ割引があります。他都市に比べて割引制度が充実しており、うまく組み合わせることで安く移動することができます。

2014年3月までは現金でもOKでしたが、4月からは現金乗車の際にもらえる乗継券の発行がなくなったため、回数カード、スルッとKANSAIカード、PiTaPa、ICOCAなどの全国共通ICカードのみが対象となります。

割引のルール

1.地下鉄とバスの乗り継ぎは100円引き。同一日内なら時間無制限
2.バスとバスの乗り継ぎは2回目の乗車も含めて210円。ただし1回目のバス降車から2回目のバス降車までが90分以内


降りた駅とバス停が近接している必要はなく、どこの駅どこのバス停で乗り降りしてもOKで、1と2の併用も可能です。

これを踏まえた上で、いくつか具体的なパターンをまとめました。

●基本パターン1:バス→地下鉄(もちろん地下鉄→バスでもOK)

1.大阪駅(梅田)→心斎橋、なんば

一番実用的なのがこのルートです。
私も阪神なんば線が開通するまでは梅田と心斎橋、なんばの往復で良く使っていました。

まず大阪駅前バスターミナルから8号系統(以下[8]:以下[数字]は系統番号を表します)もしくは[75]のなんばゆきに乗ります。なんばまで210円。

市バス75号系統 [8]なら御堂筋を下るので心斎橋に行くのにも便利です。[75]はなにわ筋経由なので心斎橋よりも堀江が近くなります。

8号75号路線図 (路線図は大阪市交通局ホームページより)

そして帰りはバスで使ったカードを地下鉄で使えば地下鉄の料金は100円引きの130円。
地下鉄の往復なら230円×2=460円となるところ、地下鉄とバスの組み合わせで210円+130円=340円となんと120円もお得になります。

2.大阪駅(梅田)→上本町六丁目(谷町九丁目)、あべの橋(天王寺)

ちょっと距離がありますが、上本町、天王寺へも行けます。
大阪駅前から[62]住吉車庫ゆきに乗れば乗り換えなしで210円。
帰りに地下鉄に乗れば1と同様地下鉄は100円引きで上本町往復なら350円、天王寺往復なら390円で170円もお得です。

地下鉄・バスの場合、同日内であれば乗り継ぎに時間制限はないので、めいいっぱい用事を済ませて帰って来られます。

ちなみに個人的にはサッと帰れるので、行きよりも帰りに地下鉄を使うのがおすすめです。

●上級パターン:バス→バス→地下鉄(地下鉄→バス→バスでもOK)

1.大阪駅(梅田)→出戸バスターミナル(谷町線出戸)

バスを2回乗り継ぐ上級パターンです。
大阪駅前から[62]の住吉車庫ゆきであべの橋へ。ここまでで210円。

あべの橋から[1]出戸バスターミナルゆきに乗り換えて出戸バスターミナルへ。乗車料金は降車から降車までが90分以内なら0円(あべの橋から出戸バスターミナルまで約30分なので乗り継ぎが悪かったり、よっぽどの渋滞でなければ大丈夫かと)。

帰りは谷町線出戸から東梅田へ。バス→地下鉄の乗り継ぎ割引で320円が220円。
地下鉄往復なら320円×2=640円のところ210円+0円+220円=430円でなんと210円もお得になります。

2.大阪駅(梅田)→上本町六丁目(谷町九丁目)→あべの橋(天王寺)→大阪駅(梅田)

基本パターン2の応用編で上本町六丁目で途中下車するパターンです。上本町六丁目降車からあべの橋降車までが90分以内であれば2回目の乗車は0円なので、基本パターン同様往復390円でOKです。

ちなみにバスとバスの乗り継ぎには90分というタイムリミットがありますが、実際には若干の猶予があるようで、私の場合3分超過でしたが大丈夫でした。

乗り継ぎ時間

注意点

バスなのでそれなりに時間がかかります。
大阪駅前(梅田)からだと
なんばまで約25分(約8分)
上本町六丁目まで約30分(谷町九丁目まで約10分)
あべの橋まで約45分(天王寺まで15分)
カッコ内の地下鉄の所要時間と比べるとその差は歴然。
そして上記すべての場所においてバスは地下鉄の3倍時間がかかるという結果に。やっぱり地下鉄速いですね(笑)。
なので時間に余裕がある時にしましょう。

さらに安くするには?

この乗り継ぎ割引はスルッとKANSAIカードや全国で共通利用可能な交通系ICカードでも適用されますが、さらに安くするには券売機で発売されている回数カード(3,000円で3,300円利用可)、1回目の利用から10%引きになるPiTaPaで利用すればさらに安くなります。

ちなみに平日に800円、土日祝日に600円以上利用するのであれば1日乗車券にあたるエンジョイエコカードがお得です。


京都と神戸は乗り継ぎ割引あるの?

では京都と神戸ではどうでしょう?

京都

京都市バス 地下鉄駅の券売機で購入できる地下鉄からバスへの乗り継ぎ用のきっぷ(連絡普通券:バスからの乗り継ぎでもバス車内での販売はないので注意)、

連絡普通券 地下鉄と市バスだけで使える磁気カード「トラフィカ京カード」、PiTaPa、ICOCAをはじめとする全国共通ICカードでの乗車が対象です。

地下鉄とバスの乗り継ぎは同一日時間無制限で60円引き、
バス同士の乗り継ぎは降車から降車までの間が90分以内なら90円引きです。

地下鉄→バス→バスと乗り継いだ場合でも、大阪のように3回目の乗車に割引は適用されず、あくまで2回目の乗車分だけが割引になります。

なお、市バスと京都バスだけに1日3回以上乗る場合は500円の市バス1日乗車券カード、地下鉄だけに1日600円以上乗るなら市営地下鉄1dayフリーチケット、地下鉄・市バス・京都バスに1日1,200円以上乗るなら京都観光一日乗車券がお得です。

※平成30年3月より市バス1日乗車券カードは600円に、京都観光一日乗車券は900円に、京都観光二日乗車券は1,700円に改定されます。
▶「市バス一日乗車券ほかの価格を見直します! バスの前乗り方式の実証実験を行います!」(市民しんぶん8月15日号挟み込み)|京都市交通局

神戸

神戸市バス 神戸は仕組みが少し複雑で、地下鉄・バスの乗り継ぎとバス同士の乗り継ぎで使えるカードが異なります。

地下鉄と市バスの乗り継ぎ割引が市バス・地下鉄専用NEW Uラインカード使用時のみに適用され、同一日時間無制限で20円引き。
バス同士の乗り継ぎ割引はPiTaPa、ICOCA、敬老ICカード使用時のみに適用され、1回目の降車から2回目の降車までが60分以内で2回目の乗車が210円割引になります。

地下鉄に1日820円以上乗るなら地下鉄専用1日乗車券、地下鉄・市バスに1日1,030円以上乗るなら市バス・地下鉄共通1日乗車券がお得です。

時間の制約があるので無理せず上手に利用するのがベスト!

ここでは京阪神の市営交通についてのみ掲載しましたが、関西では南海バスや伊丹市バスでも乗り継ぎ割引が行われています。

・南海バス:降車から降車までが2時間以内であれば何回でも50円引き(PiTaPaを始めとする全国10のICカードとなんかいバスカード・南海バスICカード「なっち」のみ[なんかいバスカードとなっちの昼割は対象外])
・伊丹市バス:乗車から2回目の乗車まで1時間以内であれば2回目の乗車は100円引きの110円(PiTaPa、ICOCA、Itappyのみ)

お得な乗り継ぎ割引ですが、時間制限のあるバスとバスの乗り継ぎの間にバタバタと事を済ますのはあまりおすすめしません。
時間制限のある乗り継ぎはあくまで乗り継ぐためだけのポイントと割り切って、時間制限のないところで時間たっぷり過ごして、帰りは地下鉄でスムーズに帰るのが一番です。無理せず上手に利用しましょう。

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