Web系じゃないけど、コワーキングに飛び込んでみた1年。

この記事は約5分で読めます。
スポンサーリンク

※このポストは「コワーキング・アドベント・カレンダー2011」に参加しています。
12/1から12/25までの毎日!(本当はもっと続く・笑)コワーキングについてのリレーブログが展開されています。

************************************************

初めての方もいらっしゃると思うので簡単に自己紹介から。山﨑謙(やまさきけん)と言います。詳しくはこちらを見ていただきたいのですが、7月まで普通に会社員をやってました。今は職業訓練校に通っています。

4/15の神戸ITフェスティバル2011で初めて「コワーキング」という言葉を聞いて
Web系の人間ではないですが、コワーキングに魅力を感じ、飛び込んでみました。それからたった8ヶ月。
会社員時代、若干欝っぽかった僕の生活や考え方はガラリと変わりました。
Web系でない人間がコワーキングに関わって感じたことをサササっと書いてみたいと思います。

スポンサーリンク

僕のコワーキングへの参加スタイル

僕にとってのコワーキングは仕事する場所というよりかは、いろんな人と出会える場所。
いろんな人に出会えるということは、学べることも多くあるのですが、
何より出会った人と話しているうちに新しいアイデアが浮かんで、
その浮かんだアイデアを実現できてしまうスキルを持った人達がもうそこに居る!
その痛快さに魅力を感じ、コワーキングスペースに足を運んでいます。

ちなみに僕はノートパソコンを持っていません(欲しいけど)。
よくコワーキングは「ノマドやってる人のだ」とか「MBA(MacBook Air)持ってないとダメだ」
と言う方もいらっしゃいますが、僕がコワーキングスペースに行くときは
1冊の本とモレスキンとRHODIAを持っていくことが多いです。そう、本を読んでるか、人と喋ってます(笑)。
先日伺ったコワーキング体験イベント「JUSO夜Jelly!」では編み物とか旅行計画立ててる人とか
スケッチしてる人とかも居たので、
変な固定概念は取っ払って、まずは行ってみて欲しいです。

そんな人を受け入れてくれるのか?

では実際問題、そんな人(パソコン持たずに本読んでる人)を受け入れてくれるのか?
という疑問が出てくると思いますが、
受け入れてくれます!!(じゃなかったら僕はコワーキング・フォーラム関西2011の司会とかしてないです…笑)

僕がコワーキングで一番ありがたいと思ったのはこの部分でした。
本当オープンマインドな人が多い!しかもおもしろがって受け入れてくれる。
もっと言うと「すごい!」とか「すばらしいね!」とまで言っていただいちゃったり…(みなさん、恐縮です)。
逆に僕の場合は「そんな人」という、ともすればデメリットにも感じられる部分が僕のポリシーみたいなところにつながっていきました。

自分の得意なことを活かせる環境

コワーキングにはすごい人がいっぱい居ます。
TV局でテロップつくってたとか、iPhoneアプリで世界に進出しようとしている人とか、
自分をなんて紹介しようか困るくらいすごい人が居ます。
実際、僕も自分にはこれというものが見い出せなくて、卑屈に思うことがありました。
でも、コワーキングでお会いする方々とお話していると
何も持っていないはずの自分の話が「響いた」とか「すごい」とか言ってもらえたりして
「自分は何も持っていなくはなかったんだ」ということに気づき始めます。
知らず知らずのうちに持っていたものは、実は自分の得意なことだったりするわけで、
それを伸ばしていくことで自分の強みにしていくことができるんじゃないかと思っています。
そしてその部分をシェアしていくことで新しい何かを生みだすことにも
つながっていくのかなと思ったりしています。

でも待っていても手は差し伸べてくれない(自分の価値を見い出すための模索が必要)

誤解を招く言い方かもしれませんが、あえて。
コワーキングスペースに集まる方々はオープンマインドでいろいろ言ってくださいますが、
待っていても助けてはくれません。
いろいろ言ってくださる中で自分で自分の得意なものは何かを見い出し、それを自ら発信し、
その中で影響力をどれだけ与えられるかだと僕は思っています。
それはすなわちどういうことかと言うと
「コワーキング(スペース)は常に自発的に動く(場所)」ということにつながってくるんだと思います。
ここがWeb系でない人がコワーキングスペースで協業しようとした時に一番大変な部分になってくるところだと思います。
僕もここが一番困っている部分です。明確に何かできることがあればいいんですが、
ない場合、この場所に関わり続けていくためには、
この場所で生活を成り立たせる仕組みを自分で作っていかないといけない訳です。
ただそれは自分のブラッシュアップに大いに役立つと思いますし、
自分からアプローチすれば、いろんな方が親身になって相談に乗ってくれます。
自分の方向性が決まって明確にこれができると言えるようになった時、
本当の意味でコワーキングの恩恵を受けることになるのかもしれません。

山﨑のこれから

さて、山﨑はこれからどうしていくのかということですが、
生活をするための定期的な収入を得ていくことはもちろんですが、
それに加えて「コワーキングをもっといろんな人に体感してもらえる動き」と
「コワーキングスペースどうしをつないでいく動き」をしていきたいと思っています。
コワーキングスペースで知り合った黒田さんと僕とで主催しているコワーキング体験イベント「お座敷ジェリー『浮草夜会』」を継続的に実施。
ゆるい雰囲気なのでそれこそ本読みに来たり、話しに来たりしてもらえたらいいと思っています。
そこから各地のコワーキングスペースにつないでいく役目を持てればと思っています。
そしてその「浮草夜会」のテイストを取り入れたスピンオフイベント「出張浮草」
各地のコワーキングできるスポットを紹介したり、Jelly!って簡単にできるんだよってことを伝えたいし、
また西宮が遠くて参加できないとか言う人にもアプローチしていけたらいいなと思っています。
で、ワタクシずっと無職ということで通ってましたが、これらのことを踏まえ、
コワーキングの入り口を担うということで
「コワーキングファーストタッチアドバイザー」という肩書きを勝手につくって(笑)、
コワーキングの間口を広げていきたいと思います。

ということで来年、山﨑のコワーキングは第二フェーズへ入り、いろいろ楽しくなりそうです。
関わっていただいた皆様、本当にありがとうございました。
山﨑の2012年をどうぞお楽しみに!

書いた人

1978年4月11日 大阪府高槻市生まれ

いろいろなところでいろいろな仕事をする「移働家(いどうか)」
ライター・コワーキング運営(主に間借り)・イベント企画・MC・ファシリテーター(キャラクター強い人たちをまとめるので「猛獣使い」と呼ばれる)・歩くみどりの窓口(楽しい移動方法の提案をしてる)などなど
アダルトチルドレン・離婚歴あり・家なし生活・#移働家の生活

山﨑 謙をフォローする
ひとりごと
スポンサーリンク
山﨑 謙をフォローする

コメント

  1. […] Coworkingの深沢さん)。 2011年にもこの企画に参加させていただいていてこんな記事を書かせていただきました(なぜ2012年忘れていたのか…)。 […]

タイトルとURLをコピーしました